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マイ・ブームは江戸である。(笑)この4〜5年は読む本が司馬遼太郎、吉村昭、杉浦日向子、藤沢周平と、そのほとんどが江戸中期から明治初期にかけた話ばかりである。なかでも、藤沢周平には相当入れ込んでいる。というか、魔物に取り憑かれているようで、10月には海坂藩の舞台である庄内地方まで出かけてしまった。そして、今回は藤沢周平の江戸市井話を理解するべく、これまであまり行ったことがない江戸下町の面影を把握するべく本所深川を歩いてきた。
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八幡宮には裏手から入るが、そこには歴代の横綱を顕彰している横綱力士碑(写真中)があった。境内にはちょっと遅めの七五三のお参りをする家族連れや、翌日の酉の市の準備をする人々で賑やかである。ここで目を見張ったのが、2台の大神輿。特に「御本社一の宮神輿」は重さがなんと4.5トンもあり、その大きさは日本一と言われている。それにしても、4500キロもある神輿を担ぐとなると、いったい何人で担ぐのだろうか。
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(以下、後編に続く)
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