オークランド・アスレチックス(A's)が2003年以来のアメリカン・リーグ西地区の優勝をさきほど決めた。「マネーボール」で有名になったA'sだが、今年はその題材であるビリー・ビーンGMが獲得した元シカゴ・ホワイトソックスの
フランク・トーマスの活躍なくしては、ありえない優勝だった。
A'sはお金がない貧乏球団なので、スーパースターのトーマスと50万ドル+出来高払いという破格の値段で契約したときは本当に驚いた。そして、それ以上に驚いたのは彼の活躍だ。本日の時点で彼の成績は打率269、本塁打38、打点108で打率以外はチーム2冠だ。また「マネーボール」で重要な出塁率でも380でチープトップだ。
トーマスがここまで活躍すると予想した人はいただろうか。私もミニコラムでも書いたが疑問を抱いていた。主砲のチャベスが一年を通して不調、生え抜きのスゥイッシャーは一発多いが三振も多く粗過ぎるといった中で、トーマスは途中しばらくケガででれなかったものの、コンスタントに活躍した。
さあ、この勢いでプレイオフで中地区のデトロイト・タイガースもしくはミネソタ・インズを打破して、リーグチャンピオンシリーズに進んでもらいたい。頼むぞ、トーマス!
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