火曜日, 3月 30, 2021

旅行へ行きたい人は必ずPCR検査を

少し浅ましいことを書くようで申し訳ないが、Go to トラベルを利用する人は普段はあまり旅行へ行くこともないのに、安いからこの機会を利用しようという人が多くはなかろうか。ところが、こうした人たちは体調が悪くても、予約してしまったからとか、次に行く機会がないからとか、一緒に行く人に悪いからとかいって、Go to トラベルを強行してしまう。これが結果的にウイルスをばら撒くことになってしまう。

もう一つ、Go to トラベルを利用する人には、自分は健康を過信している人が多くはなかろうか。ところが、こうした人に意外に無症状のウイルス保持者がいたりする。それゆえに、Go to トラベルを利用しようがしまいが、首都圏から地方へ旅をする人は今はPCR検査を受けるべきである。ましてや、帰省して家族や友人に会うという人たちは絶対である。

ということで、Go to トラベルはウイルスをばら蒔く政策なので、絶対に止めるべきである。それでも旅行したい人は今はどこもかも安いので自前で行くがいい。そして、行く前には必ずPCR検査を受けるように。


金曜日, 3月 26, 2021

陸上競技もたまには右回りの大会をやってみては

競馬場には左回りと右回りがある。具体的に言うと、中央競馬(JRA)の場合、東京競馬場、中京競馬場、新潟競馬の3場は左回り(反時計回り)であるが、その他(札幌、函館、福島、中山、京都、阪神、小倉)の競馬場は右回りである。同様に地方競馬でも左回りと右回りがある。


この左回り、右回りによって馬も得手不得手があり、左周りを得意とする馬のことを「サウスポー」と呼んだりする。逆に左回りはからっきしダメだが右回りを得意とするな馬は「右利き」といったりする。

では、なんで人間のトラックには左回りしかなく右回りがないのだろうか、と思ってしまう。そこでググってみると、意外にも左回りの歴史は古くはなかった・・・。1896年にギリシャで開かれた第1回オリンピックから1904年の第3回セントルイス大会までは陸上競技はなんと右回りで行われていた。(驚)それが、1913年に当時は17か国でしか構成されていなかった国際陸上競技連盟が「トラック種目は左回りとする」と決定した。理由は右回りより左回りの方が記録が出やすかったからそうだ。

となると、これは本当なのだろうかと思ってしまう。一度、何処かで右回りと左回りの違いを検証してもらいたい。何処かのテレビ局、やりませんかねえ・・・。



木曜日, 3月 18, 2021

次期横綱候補がいない

昨日は両国国技館で大相撲春場所を観てきた。今場所こそ横綱土俵入りが観れると思っていたが、鶴竜は開幕前に休場、白鵬も3日目から休場で、残念ながら今場所も観ることはできなかった。

今回は初めて正面側(これまでは東側か西側ばかり)それも2列目マス席で観戦したので、それぞれの力士の体調や将来性を垣間見ることができたような気がする。そこで、あくまでも個人的見解ですが、今後の大相撲を少し占ってみた。

まず最初に年内に白鵬、鶴竜の両横綱は間違いなく引退するでしょう。ということで、早急に次期横綱が生まれることを相撲協会ならびに多くのファンは願っている。しかし、とてもじゃないが次期横綱になる器の力士がいないのが現状ではないだろうか。


現在、大関は正代、朝乃山、貴景勝と3人いる。そして、今場所10勝以上すれば照ノ富士が大関にカムバックする。つまり、この4人が直近の横綱候補。しかし、これらの4人が横綱になれるかどうかは半信半疑どころか不信全疑だらけです。

まずは正代。彼は順応性がないというか落ち着きがない。これではとてもじゃないが横綱の器とは言い難い。朝乃山は体格はしっかりしているが立ち合いが下手だ。技巧派力士にうまく対応できない弱点がある。貴景勝は押し相撲という型を持っている。ただ、押し相撲だけでは横綱になれない。まわしを取られても勝つ相撲を覚える必要がある。照ノ富士は4人のなかでおそらく一番強い。一方で一番怪我もしやすい。強引な相撲ばかりでは横綱になっても、また怪我に泣かされるだろう。そんな横綱を相撲協会は望んでいないと思う。

このように4人とも一長一短というか、メリットデメリットのデメリットが大きすぎる。このデメリットを克服しない限りは横綱は無理でしょう。となると、相撲協会は白鵬をずっと横綱に据え置いておくか、横綱不在の番付を作るかになってしまう。相撲協会は実はとても切羽詰まっている状況にある。 

中入に行われる明日の取組紹介をする「顔ぶれ言上」

将豊竜による弓取式。将豊竜は現在幕下3枚目。頑張れ


水曜日, 3月 17, 2021

最低限の対策を確約した上で緊急事態宣言を解除するべきだ

東京の新規陽性者数はまったく改善されていない。先週の数字はご存知のように先々週より81人多く、完全に下げ止まりとなった。もはやこれより下がる可能性もほぼゼロになった。政府はもはや打つ手なしということで解除の方向のようだが、本当にまだ打つ手はないのだろうか。

飲食店では客席数の減少、席間もしくはテーブル間のパーテーション設置、換気装置の強化、従業員の定期的PCR検査など。病院ではいつでもどこでも検査ができる体制作り、無症状患者に対するイベルメクチン、アビガンなどの治療薬の解禁。空港・港湾での検疫の徹底強化。

最低でもこれぐらいの対策を確約した上で解除すべきである。




金曜日, 3月 12, 2021

絆を取り戻すには政権交代させるしかない

東日本大震災から10年経った。

2万人近い人が亡くなったが、10年前の震災は人と人の絆を深めた。つまり人と人の繋がりを近くした。

そして、今、コロナ禍にいる。

8500人近い人が亡くなった。そして、残念ながら今後も増え続ける。コロナは人と人の絆を薄めた。つまり人と人の繋がりを遠のかせている。

ウイズコロナ、ニューノーマルだのロクでもない言い訳がましい言葉が蔓延っているが洒落臭い。突飛的極論すぎるという人がいるかもしれないが、絆を取り戻すには政権交代させるしかない。





水曜日, 3月 10, 2021

東京の陽性者数は完全に下げ止まり

東京の陽性者数は完全に下げ止まりになった。緊急事態宣言が2週間延長されたものの、2週間先も小池都知事の目標でありそうな週単位で陽性者数を1000人以下にすることは無理であろう。というのも、3月中にワクチン接種が受けられるのは医療従事者だけで、クラスターが多く発生する介護施設の高齢者やその従事者が受けられるのは4月以降になる。つまり、まだ1ヶ月以上クラスターが発生する危険性が消えないのである。そして、何より感染者が最も多い20代30代がもう我慢できない状態になっている。

先日の日曜、万馬券をとった祝勝会を行ったのだが、その日の午後5時前後の地元商店街の人の多さにはびっくりした。我々が入ったお好み焼き店も次々とお客が入ってきて午後6時前には満席になった。日曜はやはり外食をしたいという思いが強くなっているのである。飲食店側もこれまでは週末2日しか営業しなかった店が4日間営業にしたり5日営業に切り替えている。もはや外食を止めることはできないだろう。

こうなったら、とにかく検査の徹底化で無症状感染者を探し出すしかない。政府や東京都もやっと検査を徹底化すると言いはじめた。1年経ってである。PCR検査抑制論は完全に破綻した。とにかく医療施設、高齢者施設で働いている人は無論のこと、出入りの業者、関連企業など分かる範囲内の人を徹底検査をする必要がある。また学校関係者も検査してもらいたい。他にも鉄道、バス、タクシー、宅配便など接客業を伴う運転手への検査も必要だ。とにかく無症状感染者を探し出して、無症状のままで完治させる必要がある。

あとは個々の自覚しかないのだろう。一都三県民は朝起きたら必ず検温して、体温が37度以上ある場合は通勤通学を止めるとか。微熱であろうと体調が芳しくないと思ったらとにかく出社登校はしないことだ。そして、徹底した検疫体制を取るしかない。それでも東京の陽性者数が週1000人以下になるのは4月以降になるような気がする。しかし、政府も東京都も重症者や病床数が減ったという理由と東京オリンピックの聖火リレーのために21日で解除するだろう。




日曜日, 3月 07, 2021

「きゅうだいめ」でなく「くだいめ」春風亭柳枝

今月、春風亭正太郎が真打昇進と同時に九代目春風亭柳枝を襲名する。落語家は真打昇進時に扇子と手拭いと口上書きの通称「真打三点セット」を贔屓筋や世話になった人に渡す慣習がある。私も彼をかれこれ10年は聞いているので贔屓筋ということらしく、この三点セットが自宅に届いた。ありがとうございます。

この三点セットのなかで凄かったのが口上書き。口上書きは一般的には綺麗な紙に師匠の口上が書かれているだけなシンプルなものであるが、九代目柳枝の口上書きはめちゃくちゃに凝っている。師匠春風亭正朝の口上は無論こと、それ以外にもさだまさし、高橋源一郎らの祝辞、柳枝の系図、ちょっと泣ける正太郎(柳枝)物語、似顔絵などなど。映画館で売られるプログラム以上のボリュームで1冊1000円で売られてもおかしくないぐらいの出来だ。

そんな口上書きのなかで知ったのが、九代目は「きゅうだいめ」でなく「くだいめ」と呼ぶとのこと。そこでちょっとググッてみると、どうやら四代目は「よだいめ」、七代目は「しちだいめ」、九代目は「くだいめ」と呼ぶようだ。「よんだいめ」「ななだいめ」「きゅうだいめ」はダメらしい。知らなかった〜。車だったらよんだいめ、ななだいめ、きゅうだいめと言うと思うが。w




金曜日, 3月 05, 2021

雲霧仁左衛門がめちゃくちゃに好き

CSの時代劇専門チャンネルをよく観る。このチャンネルはその名の通り、時代劇だけを放送していて、昔の東映時代劇から現在のNHK時代劇まで映画、ドラマ、舞台の時代劇を放送している。このチャンネルおかげで『狸御殿』シリーズの何本かを観れたし、市川雷蔵、大川橋蔵が何故人気者だったのかを少しは理解できるようなった。

そんな時代劇専門チャンネルで私が好んで観ているのが池波正太郎原作の『雲霧仁左衛門』である。『雲霧』はこれまで映画で1回、テレビドラマで5回制作されている。ドラマは2回は単発ものだったが、他の3回がシリーズものであった。1回目は関西テレビ制作で1979年に天知茂主演で放送。2回目はフジテレビ制作で1995年〜96年に山崎努主演で放送。3回目はNHK-BSで2013年から放送されている中井貴一によるものである。すべての制作に京都松竹が絡んでいる。1978年の仲代達矢主演の映画化も松竹が行っている。松竹にとって『雲霧』は大事なソフトのようである。

では、なぜ私がこの『雲霧』を好んで観るかといえば、盗賊である仁左衛門と火付盗賊改長官安部式部の駆け引きであったり、盗賊たちや密偵たちの人間臭さをうまく描いているからだ。私は時代小説を好んで読むが、武士ものよりは市井もの、活劇ものよりは人情ものが好きである。その意味において『雲霧』はチャンバラ的活劇の要素より市井の人情時代劇に近いから観ているような気がする。先日時代劇専門チャンネルで放送された山崎努主演の第11話「富の市とおかね」の回では盗賊同士の富の市(六平直政)とおかね(深浦加奈子)の逢瀬から夫婦になるまでをしっとりと描いていた。

さて、そんな『雲霧』だが、本来ならばNHKは昨年中に第5シリーズを制作放送する予定だったが、コロナのために延期になっている。今年中にはなんとか制作放送してもらいたい。なお、このNHK版シリーズのポスター撮影をしているのが知り合いのカメラマン・アライテツヤであることを先ほど知った。すげえ〜〜〜。




水曜日, 3月 03, 2021

緊急事態宣言延長、Go to トラベルの予算はどうなる?

先週の陽性者数は先々週より2割5分減って1885人になった。検査件数がかなり減ったのが気になるが、陽性率は4.2%なりほぼ昨年9〜10月並の領域まで下がった。こうなると、今週の数字次第では緊急事態宣言が解除になると私も予想していたが、ところが今週に入ってからの数字がかなり鈍化している。加えて、隣県の千葉、埼玉の両県の数字がよくない。

こうなると、東京都知事、千葉・埼玉の両知事は解除に対して難色を示すだろう。もちろん分科会も反対の意思を出すであろう。政府としては8日から緊急事態宣言を解除して「まん延防止等重点措置」に切り替える予定だったが、結局2週間程度の継続になりそうである。

政府も総務省の菅息子による接待問題やこれまでの後手後手返上のためにも、ここで解除というわけにはいかなくなったのだろう。これで、Go to トラベルの年度内再開は完全にアウトとなる。その場合、補正予算に組んだ1兆円はどうなるのだろうか。野党はこの辺をしっかり追及するべきである。




火曜日, 3月 02, 2021

「不完全な形」のオリンピックをやるのだろうか

「勝負の3週間」(by 政府)ならぬ「勝負の3ヶ月」(by 私)が終わった。そして、コロナ禍の1年目が終わった。

コロナが流行り始めた時、私は居酒屋などで「終息までに最低2年はかかる」と言っていたが、どうやらこれは現実味を帯びてきた。今や2年目に突入しているが、2年目はワクチン、いずれ出来るであろう特効薬のおかげで1年目ほど酷い事態にはならないと思う。しかし、海外旅行などまだまだ制限されることはいくつもあるだろう。もちろん海外からの旅行者を受け入れるインバウンドも無理である。

というのも、海外では変異ウイルスのせいで感染者が増えている国がいくらでもあるからだ。これから冬に向かう中南米は顕著でブラジル、ペルー、チリ、キューバなどは再び増加に転じている。ヨーロッパでもフランスやドイツは下げ止まり状態だ。また中東のイラン、イラクも再度危険な領域に入っている。


このように世界にはまだまだパンデミック状態の国がいっぱいあり、日本にもいつまた新たなる波がくるかわからない。それなのに、本当に東京オリンピックを開催するのだろうか。仮に開催したところで、参加国もしくは参加選手は当初より3分の1ぐらいは来ないのではないだろうか。観客も削減するのだろうか。

それではとても「完全な形」(by 安倍)ではなく「コロナに打ち勝った」(by 菅)大会ではない。日本だけが独りよがりする大会になる可能性大である。こうなると、アメリカや日本がボイコットしたモスクワ五輪、ロシアなどがボイコットしたロス五輪よりも惨めな大会になるだろう。

月曜日, 3月 01, 2021

126年ぶりの日照時間の長さ

東京の2月は冬空で快晴の日が多いと思いがちだが、過去10年(2011年〜2020年)の日照時間平均は163.3時間で200時間を突破した年は1度もなかった。ところが、今年2月の日照時間は214.9時間もあった。

2月に210時間以上の日照時間があったのは2008年の214.8時間以来であが、2008年は閏年で29日ある。閏年以外で210時間以上あった年はいつだったかというと、なんと1895年(明治28年)の235.0時間以来である。この1895年の記録は閏年を含めても最長。つまり、今年の記録は閏年以外では1895年に次ぐものとなり126年ぶりの記録になる。

日照時間が長いことはコロナ対策にはいいが、逆に乾燥するので火事に注意しなければならない。足利の山火事などはやはりこうした日照時間の長さが影響したと思われる。そして、3月も日照時間が続くのかと思われるが、長期予報では3月は雨が多い見込みだとか。花粉を抑えるためにも3月は雨が降ってほしいが、ただし気持ちとしはほどほどにしてほしい。