金曜日, 5月 28, 2021

東京が沖縄のように、日本がインドのようにならないためにも、オリンピックは中止するべき

沖縄の感染者増が止まらない。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は102.55で100人の大台を超えた。これは都道府県レベルの過去の全国最多記録を更新でもある。

GW期間中(4月29日から5月9日まで)に沖縄には10万7477人の観光客数が訪れた。昨年は1万2250人だったので8.7倍の増加となった。そのおかげで、GW明けの沖縄の感染者数は増加の一途を辿っている。

このことを考えると、やはり東京オリンピックは危険である。オリンピックを開催した場合、海外から数万人が東京を訪れるのだから、東京が沖縄のように感染拡大になる可能性が非常に高い。いくら高齢者のワクチン接種が7月末までに終ろうとも、オリンピックで濃厚接触者となる運転手など運輸関係者、マスコミなどのワクチン接種は完了していない。ましてや、観客を入れるようなことになれば、もう魑魅魍魎、魔界の世界である。

東京が沖縄のようにならないためにも、日本がインドのようにならないためにも、オリンピックは中止するべきである。


木曜日, 5月 27, 2021

高齢者施設でのワクチン接種はさほど進んでいない

昨日、母親が入所している特別養護老人ホームへ差し入れをもって行ってきた(面会はできない)。そこで職員の人に聞くと、目黒区の老人ホームはまだ何処もワクチンの集団接種は行われていないし、いつ行われるのかも決まっていないと。自治体による差はあるにしろ、どうやら東京ではほとんどの自治体で行われていないようである。それなのに、目黒区では2週間前より75歳以上のワクチン接種が始まっており、今週からは65歳以上の人も打てるようになってきた。

それなのに、老人ホームではまだ接種が行われていない。おかしいではないか。と同時に、やはりと思わざるをえない。今回のワクチン、保存方法などの問題から老人ホームを巡回して接種するのは難しいと思われた。しかし、それだけの理由であろうか。というのも、老人ホームの接種を後回しにしているのは選挙対策のためだと思えてしまうからだ。

つまり、老人ホームに入居しているの人のほとんどは選挙に行くことはない。不在者投票はできるが、これが実に面倒。一方で、自宅にいる人は選挙に行ける人が多い。このために老人ホームにいるような高齢者よりも、これから行われる都議選、衆院選の「票になる」高齢者に接種した方がいいということになる。それゆえに、こうした行動を行っているのではないだろうか。

今やワクチン接種が政権および都政にとって最後の頼みの手段であることが明白なだけに。



「都民ファースト」でなく「五輪ファースト」

先週の東京の陽性者数が先々週より25%余も減少した。1日平均も876人から650人まで減った。陽性率も2%以上低下した。ピークアウトである。このまま今週15%減少すると552人に、20%減ると520人までになるが、東京都が目標とする500人以下にはならない。ましてや専門家が目標としている300人以下になるにはおそらく3週間かかる。つまり、また「緊急事態宣言」が2〜3週間延長されてもおかしくない・・・。

幸いなことに東京ではまだ最も感染力が強いと言われるインド株が蔓延していない。それゆえに、今後インド株が流行したら「緊急事態宣言」がさらに延長される可能性がある。6月は雨が多く日照時間が少ないのでウイルスにとっては都合の時期である。まだまだ予断を許すような状況ではなさそうだ。

そして、6月中に解除されても、東京では7月4日に都議会議員選挙(6月25日告示)が控えている。選挙活動は制限されたものになるだろうが、投票はパソコンやスマホではできない。多くの市区町村の役人、または投票立会人などが導入される。つまり人流が増えるのである。こうなると、何処かの投票所、開票所でクラスターが発生するかもしれない・・・。こんな状況下でも東京オリンピックはやるという。小池百合子はもはや「都民ファースト」でなく「五輪ファースト」の緑のたぬきである。




火曜日, 5月 25, 2021

第33回芝浜落語会

昨日(24日)は港区立伝統交流館で開かれた「第33回芝浜落語会」へ行ってきた。演目は下記の通り。

春風亭貫いち 「元犬」
春風亭柳枝  「崇徳院」
 〜 仲入り 〜
春風亭柳枝  「佃祭」

前座の春風亭貫いちは春風亭一之輔の4番弟子。「元犬」は前座噺(前座がよく高座にかける落語の基本的な演目(他に代表的なのが「寿限無」「転失気」「時そば」「たらちね」「道灌」など)の1つ。お話は犬のシロが人間の忠四郎になっての仕草を描くという江戸時代から語り継がれる滑稽噺。貫いちはこの噺を基本に忠実かつ、テンポよく抑揚をつけて進めていく。登場人物の声質の変化に少し不満が残るが、それをも凌ぐ威勢があり、笑いのツボも抑えている。昨今聞いた前座噺のなかでは傑出した出来。今後が楽しみ。

 

春風亭柳枝の2話では「佃祭」が秀逸だった。佃祭へ行った小間物問屋の次郎兵衛が佃島から戻る最終の渡し船にある女性のために乗ることができなかった。しかし、おかげで次郎兵衛は船が転覆するという災難から逃れる。ここまでが前半で、噺の展開は人情噺。後半は次郎兵衛が亡くなったと勘違いした長屋連中がお葬式を始めてしまう滑稽噺。こうした人情噺と滑稽噺が交わった演目は少ないと思う。

柳枝はこのニ面性のある噺を人情噺に重点を置くわけでもなく、また滑稽噺に重点を置くわけでもなく、メリハリを利かせながら噺を続ける。それは江戸の多様性ある人情を表現しているかのようであった。つまり、この噺は人情噺とか滑稽噺といった言葉では括ることができない江戸噺なのだと感じさせられた。お見事。

木曜日, 5月 20, 2021

『どうらく息子』の再開を願う

緊急事態宣言になると、飲み屋はやっていないし、ジムもやっていないので、とにかく夜が長い。。。そこで夜になると、前回の緊急事態宣言と同じようにまた漫画を読みはじめてしまう。前回は『へうげもの』『陽だまりの樹』『天地明察』などの歴史を題材にした漫画を読んだが、今回はまず初めに落語ものの尾瀬あきら『どうらく息子』(全18巻)を読了した。

落語を題材にした漫画というとドラマ化された『落語心中』が昨今では有名である。ただ、私にとってあの漫画はふき出しの文字が小さかったり、話の展開になんか無理があるような感じがして、手放しで喜べるほどの読後感はなかった。それに対して『どうらく息子』は現実の落語家の歩み方と落語の演目をうまくリンクさせながら、オーソドックスに描いていてとても読み易かった。

ただ『どうらく息子』も『落語心中』ほどではないが読後感に満足がいかない。というのも、主人公の落語家は見習い、前座、二ツ目までは昇進したが真打にはなっていない。現実的には二ツ目から真打になるまでは10年以上かかるので、その間をダラダラ描くことはできない。しかし、二つ目の後半に入ると厳しい現実やら、結婚・出産などがあったり、地方公演が増えたり、そして真打昇進へのドキドキ感などいろいろある。

『どうらく息子』は「ビッグコミックオリジナル」での連載が2017年3月に終了した。そろそろ再度連載が始まってもおかしくない。というより、そう願いたい。



月曜日, 5月 17, 2021

『おちょやん』は面白かった

浪速千栄子の人生をモチーフにした連続テレビ小説『おちょやん』が先週終了した。浪速千栄子というと、我々の年代には「オロナイン」のおばさんというイメージしかなかったが、彼女の波乱に富んだ人生はドラマとはいえ大変興味深かった。ヒロインを演じた杉咲花をはじめトータス松本、星田英利といった一癖も二癖もある脇役陣の好演もあり、毎日楽しく観ることができた。

その『おちょやん』の最終回の最後のシーンになぜか感心してしまった。写真にあるようにヒロインのおちょやんが娘と一緒に歩いているだけの何気ないシーンなのだが、私はなぜかその彼女たちの横を取り抜ける大工がもつ道具箱に目がいってしまった。w

昭和の中ごろまでは大工は各々がああした木製の道具箱を持っていた。それはおそらく江戸時代からの伝統だと思う。そして、私も中学生のとき(小学生のとき?)だったと思うが、学校で道具箱を作ったことがあり、その出来栄えが良く、その後、家で永らく使用していた。

しかし、今や大工が持つ道具箱は強化プラスチック製のものばかりで、なんとも味気がない。いったいいつから風情のないものになってしまったのだろうか、と思ってしまう。ということで、『おちょやん』はこうした昭和の風情をもいろいろ思い出せてくれたドラマだった。

土曜日, 5月 15, 2021

「10本」は「じっぽん」それとも「じゅっぽん」

緊急事態宣言のために居酒屋もジムも休業なので、最近は午前中はメジャーリーグを、夜はプロ野球をテレビで観ることが多くなった。そこで気になるのが「10本」というアナウンサーの言い方だ。というのも、現在アメリカも日本もホームラン争いのトップが共に10本なので、実況アナはやたら10本を連呼する。(と書いていたら大谷翔平が11本目を打った〜〜〜)

で、本題である。実況アナはアナウンス教本にそってであろうか、みんなハンを押したように10本を「じっぽん」と言う。これが私には不思議でならない。私は生まれてこのかた「じっぽん」と言ったこともなければ、周りでそう言う人に気がついたことがない。つまり、私の周囲ではみんな「じゅっぽん」と言っているはずである。

そこでググってみると、漢字ドリルの答えは「じっぽん」のようで「じゅっぽん」は不正解のようである。また「じっぽん」は江戸言葉と思いきや、以前より全国各地で使われていたようである。しかし、現在は東京をはじめ全国的に「じゅっぽん」と言う人が増えているようである。

言葉は生き物である。例えば「全然」は本来は否定の副詞であり「全然〜ない」が正しいはずである。ただ、今や「全然OK」などと肯定として使われいる。その意味において「10本」も「じっぽん」だけでなく「じゅっぽん」も漢字ドリルでは正解であるはずだし、実況アナも「じっぽん」にこだわることなく「じゅっぽん」と言ってもいいのではないだろうか。

あなたは「じっぽん」派、それとも「じゅっぽん」派?

木曜日, 5月 13, 2021

低レベルで選挙道具のオリンピックなんかいらない

下の写真は昨日の日刊スポーツ1面である。どうやらオリンピックは無観客試合になりそうである。やはり「ぼったくり男爵」をはじめとしたIOCなどのスポーツ貴族の収入確保のためと、日本の政治家たちのメンツを保つためのために開催したいようである。


開催にあたって組織委は万全の対策をするというが、果たしてそれで国内外からの感染が防止をできるだろうか。オリンピックには選手・役員など約2万人が来日する。加えて、マスコミ関係者が2万人以上来日する。なかでもアメリカからは放映権をもちIOCの大スポンサーであるNBCのスタッフが数千人来ると言われている。

選手は組織委やIOCの要請で、国内での行動には厳重に制限がされるだろう。また競技団体やマスコミ関係者らが日本に入国する際には2週間の待機を原則とするという。しかし、これはあくまでも「原則」であって、到底守られるとは思えない。こうした人たちのなかに無症状感染者が何人何十人といるだろうから、そんな彼らが六本木あたりで新たなウイルスをばら撒くのは目に見えている。

それよりも、ウイルスが蔓延している日本に選手を送らない国もいっぱい出てくるだろう。カナダ、オーストラリア、ニュージランド、南太平洋諸国などは日本に選手団を送るだろうか。一方で、感染拡大しているインド、ブラジル、メキシコと行った国々も選手を送るだろうか。

あくまでも予想だが、私は20%から25%の参加予定選手は来ないとふんでいる。こうなると、真のスポーツの祭典にはほど遠くなり、競技レベルも低下するだろう。メダル争いもアメリカ vs 中国の構造になり、日本はおこぼれを頂戴して、予想以上のメダルラッシュになるだろう。実はこれが菅政権のもくろみで「勝った、勝った、また勝った」と同じような心理を国民に植えつけて、次の衆議院選挙に臨みたいのである。

結局、オリンピック開催は政治家たちのメンツと選挙の道具に使われているだけなのである。

水曜日, 5月 12, 2021

内閣総辞職ものの失政

先週の東京は前半はまだGW中ということもあり、誰もが思ったように検査件数が減り、陽性者数も同様に減少した。GW明けはこちらも誰もが思ったように検査件数も陽性者数も増えた。そして、何よりも問題なのが10代や10歳未満の感染者が急増したことだ。こうしたことから、緊急事態宣言は解除されることなく延長された。💢

失政である。内閣総辞職ものの失政である。なのに、菅政権はノーノーと政権を運営している。そして、信じがたいのが今だに東京オリンピックを開催しようとしていることである。感染者数はまったく減らない。若年層の感染者は増加した。検査体制、検疫体制、医療体制は1年経っても整備されず、加えてワクチン接種の防疫体制さえ作ることができない。これでは7月の東京オリンピック開催など無理である。もし、このような状況で開催されても、恐くて日本を訪れない選手も続出するだろう。そうなると、開催されたとしても東京オリンピックは過去に例を見ない低レベルな大会になるだろう。そんな大会を誰が望むのだろうか。




火曜日, 5月 11, 2021

そば湯の容器は新元禄角湯筒というが・・・

私は大の蕎麦好きであり、蕎麦屋へ行った時には必ずそば湯をいただいている。で、先日ふと気がついたのがそば湯を入れている容器。なぜあの容器はあのヘンテコな四角い形をしているのだろうかと・・・。(円筒状のものもありますが)

そこで、自宅に戻ってパソコンでいろいろ調べてみた。

まずあのヘンテコな容器の名前は「新元禄角湯筒」というそうだ。で、その名前の由来や歴史などをググってみるが、調べても調べても(検索しても検索しても)解らない。そこで、そば湯の歴史を調べると、そば湯は江戸時代中期の寛延年間(1748年~51年)の頃から江戸に広まったらしい。

寛延年間は元禄年間(1688年〜1704年)より50年近く後になる。となると、あの四角い容器はすでに寛延年間には存在していて、そば湯以外になんらかの形で使われていたと思われる。おそらく片口と使われて容器に蓋と取っ手をつけたように思われるが・・・。そして、元禄時代を思い出すがために「新元禄」と名付けられた作られたのだろうか・・・。

とにかくわからない事だらけだ・・・。江戸時代に行って真相を究明したい。w



火曜日, 5月 04, 2021

すでに人々の不平不満・鬱憤は破裂している

先週の東京はGWに入ったこともあり、検査件数も先々週より少なく陽性率は10%台に。陽性者数は5588人で、1日平均798人である。こうなると、今週は1日平均1000人近くなり、来週には1000人を上回るだろう。予想通りである。とてもじゃないが、緊急事態宣言は解除になりそうにない。💢

緊急事態宣言で飲食店は軒並み閉店。昼に蕎麦を食べる前にビールすら飲めない。スポーツジムも休業で、運動不足ばかりかサウナや足を伸ばして風呂に入ることもできない。そして芸術文化およびスポーツのライブ活動鑑賞観戦にも行けない。いい加減にしてもらいたいという気持ちでいっぱいだ。

政府や都はGWは外出を控えてほしいと言っているが、繁華街や行楽地はかなりの人出のようである。当然である。東京に住む人の半分は単身者である。その単身者が住む家は狭い。ほとんどが1Kか1DKよくて1LDKで、その広さは15㎡から40㎡ぐらいまでだろう。50㎡以上の家に住んでいる単身者は5%もいないだろう。つまり、そんな狭い空間にずっと居続けることができるかということである。居続けたら健康にもよくない。また、食事を外食に頼っている人も2〜3割はいるだろう。

こうした居住環境が分かっているのに「ステイホーム、ステイホーム」と言うのは呆れるしかない。政権や都政は検査体制、検疫体制、医療体制の不備が感染拡大を招いたことを謝罪も反省もすることなく、緊急事態だ、まん延防止だと言っても、人々はせっかくの休みなのだからステイホームなどするわけがない。もはや人々の不平不満・鬱憤は破裂しているのである。こうした兆候は5月11日以降、緊急事態宣言が延長されたら、今度は多くの飲食店や商店にも現われるだろう。