昨日、母親が入所している特別養護老人ホームへ差し入れをもって行ってきた(面会はできない)。そこで職員の人に聞くと、目黒区の老人ホームはまだ何処もワクチンの集団接種は行われていないし、いつ行われるのかも決まっていないと。自治体による差はあるにしろ、どうやら東京ではほとんどの自治体で行われていないようである。それなのに、目黒区では2週間前より75歳以上のワクチン接種が始まっており、今週からは65歳以上の人も打てるようになってきた。
それなのに、老人ホームではまだ接種が行われていない。おかしいではないか。と同時に、やはりと思わざるをえない。今回のワクチン、保存方法などの問題から老人ホームを巡回して接種するのは難しいと思われた。しかし、それだけの理由であろうか。というのも、老人ホームの接種を後回しにしているのは選挙対策のためだと思えてしまうからだ。
つまり、老人ホームに入居しているの人のほとんどは選挙に行くことはない。不在者投票はできるが、これが実に面倒。一方で、自宅にいる人は選挙に行ける人が多い。このために老人ホームにいるような高齢者よりも、これから行われる都議選、衆院選の「票になる」高齢者に接種した方がいいということになる。それゆえに、こうした行動を行っているのではないだろうか。
今やワクチン接種が政権および都政にとって最後の頼みの手段であることが明白なだけに。
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