先週の東京はGWに入ったこともあり、検査件数も先々週より少なく陽性率は10%台に。陽性者数は5588人で、1日平均798人である。こうなると、今週は1日平均1000人近くなり、来週には1000人を上回るだろう。予想通りである。とてもじゃないが、緊急事態宣言は解除になりそうにない。💢
緊急事態宣言で飲食店は軒並み閉店。昼に蕎麦を食べる前にビールすら飲めない。スポーツジムも休業で、運動不足ばかりかサウナや足を伸ばして風呂に入ることもできない。そして芸術文化およびスポーツのライブ活動鑑賞観戦にも行けない。いい加減にしてもらいたいという気持ちでいっぱいだ。
政府や都はGWは外出を控えてほしいと言っているが、繁華街や行楽地はかなりの人出のようである。当然である。東京に住む人の半分は単身者である。その単身者が住む家は狭い。ほとんどが1Kか1DKよくて1LDKで、その広さは15㎡から40㎡ぐらいまでだろう。50㎡以上の家に住んでいる単身者は5%もいないだろう。つまり、そんな狭い空間にずっと居続けることができるかということである。居続けたら健康にもよくない。また、食事を外食に頼っている人も2〜3割はいるだろう。
こうした居住環境が分かっているのに「ステイホーム、ステイホーム」と言うのは呆れるしかない。政権や都政は検査体制、検疫体制、医療体制の不備が感染拡大を招いたことを謝罪も反省もすることなく、緊急事態だ、まん延防止だと言っても、人々はせっかくの休みなのだからステイホームなどするわけがない。もはや人々の不平不満・鬱憤は破裂しているのである。こうした兆候は5月11日以降、緊急事態宣言が延長されたら、今度は多くの飲食店や商店にも現われるだろう。
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