下の写真は昨日の日刊スポーツ1面である。どうやらオリンピックは無観客試合になりそうである。やはり「ぼったくり男爵」をはじめとしたIOCなどのスポーツ貴族の収入確保のためと、日本の政治家たちのメンツを保つためのために開催したいようである。
開催にあたって組織委は万全の対策をするというが、果たしてそれで国内外からの感染が防止をできるだろうか。オリンピックには選手・役員など約2万人が来日する。加えて、マスコミ関係者が2万人以上来日する。なかでもアメリカからは放映権をもちIOCの大スポンサーであるNBCのスタッフが数千人来ると言われている。
選手は組織委やIOCの要請で、国内での行動には厳重に制限がされるだろう。また競技団体やマスコミ関係者らが日本に入国する際には2週間の待機を原則とするという。しかし、これはあくまでも「原則」であって、到底守られるとは思えない。こうした人たちのなかに無症状感染者が何人何十人といるだろうから、そんな彼らが六本木あたりで新たなウイルスをばら撒くのは目に見えている。
それよりも、ウイルスが蔓延している日本に選手を送らない国もいっぱい出てくるだろう。カナダ、オーストラリア、ニュージランド、南太平洋諸国などは日本に選手団を送るだろうか。一方で、感染拡大しているインド、ブラジル、メキシコと行った国々も選手を送るだろうか。
あくまでも予想だが、私は20%から25%の参加予定選手は来ないとふんでいる。こうなると、真のスポーツの祭典にはほど遠くなり、競技レベルも低下するだろう。メダル争いもアメリカ vs 中国の構造になり、日本はおこぼれを頂戴して、予想以上のメダルラッシュになるだろう。実はこれが菅政権のもくろみで「勝った、勝った、また勝った」と同じような心理を国民に植えつけて、次の衆議院選挙に臨みたいのである。
結局、オリンピック開催は政治家たちのメンツと選挙の道具に使われているだけなのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿