金曜日, 1月 31, 2020

もっと浮き彫りにすべき邦人保護関連予算

今回の新型コロナウイルス騒動でもっとも驚いたのが、チャーター機に乗った人に政府が8万円の飛行機代を請求すると言ったことだ。政府には邦人を保護をする義務がある。もちろん、その保護のための予算もある。そして、その予算はどこから出ているかといえば、パスポート発行費用の75%が当てられているのである。つまり、邦人保護関連費は国民による共済保険みたいなものなのである。それなのに、政府は8万円の飛行機代を請求すると言ったのである。信じられますか。

加えて驚くべきは、この邦人保護関連費のことについて伝えたのはテレビ朝日の「モーニングショー」だけで、他のマスコミは一切伝えていない。なぜなのだろうか。

テレビの中でも玉川徹は「国はなにやってんだ。どこに金を使ってんだ」と怒っていたが、私はこの予算が本当にどのように使われているかが知りたい。番組の中ではスリなどの調査費に使うと言っていたが、それにこんなに費用が必要なのだろうか。野党は桜の観る会を追及するだけでなく、外務省がこの予算をどう使っているかも追及してもらいたい。


木曜日, 1月 30, 2020

大通りをなかなか越えられない

「東京タヌキ探検隊!」というサイトによると、東京23区には推定で500〜1000匹のタヌキが住んでいて、23区すべてで目撃情報があるそうだ。私もタヌキではないがハクビジンを目撃したことがある。
 
で、ちょっと前までは「東京のタヌキは246を越えられない」という説があった。これは練馬区や杉並区には数多くのタヌキが住んでいることは知られているが、渋谷区、目黒区、世田谷区を走る国道246号線(玉川通り)以南ではタヌキの目撃情報がなかったからである。ただし、目撃件数はまだ少ないがどうやらタヌキは246を越えて南下しているようである。

「東京タヌキ探検隊!」
http://tokyotanuki.jp/
 
さて、ここまではタヌキの話で、この先は人間の話。
 
先日、テレビの『じゅん散歩』で高田純次が「(小さい頃に)甲州街道を越えたら、別の世界」というようなことを言っていて、思わず頷いてしまった。私も同じなのである。
 
私が生まれ育った場所は目前が目黒通りで、幼稚園(サレジオ幼稚園)はその通りを越えて通っていた。中学校(目黒八中)も同じである。小学校(鷹番小学校)へは目黒通りを越えることはなかったが、目黒通りが通学路だった。そして、高校(都立大学付属=現・桜修館)へは環状7号線を越えて通っていた。しかしながら、北に位置する駒沢通り以北は学校の区域外ということもあり越えることはなかったので、駒沢通りを越えると別の世界だと思っていた。
 
その印象は今だに強く残っていて、なかなか駒沢通りを越えられない。通りを越えた向こうにある居酒屋にも行かなくてはと思っているのになぜか行くことができない。子供のころの印象は恐ろしい。(笑)

日曜日, 1月 26, 2020

解説者はよく分からないが、十両以下の取組も面白い

特段大相撲ファンというわけではないが、平日の昼間(午後1時から)にNHK-BSで大相撲中継を観てしまう。取組はまだ三段目上位、幕下、十両だ。そして、この時間帯でも中継には解説者の親方がいるのだが、申し訳ないがそれが誰なのかよく分からない。

大相撲解説といえば一に北の富士、二に舞の海で、あとは元横綱や大関が登場するのだが、三段目上位、幕下、十両の解説者のほとんどは部屋持ちの親方でなく、部屋付きの親方が多い。具体的な名前をあげると失礼になるので、◯◯親方(元◯◯山or元◯◯川)と言われてもピンとこない。しかし、親方になっているのだから、年寄株を取得できる最低でも十両&幕内通算20場所以上の経験者ということになる。

大相撲の親方になるには108しかない年寄株を保有しなければならない。今日一代年寄はいないので、親方は最高でも108人しかいない。ただ、現役で親方株を持っている人もいるので、実際は108人より少ないと思う。

で、話を戻すと、ではなぜよく分からない(思い出せない)部屋付きの親方が解説に登場するのかというと、それはその親方が力士の数が多い大部屋に所属しているからである。ご存知のように幕下までは力士は1場所7つの取組しかない。よって、その日の取組によって大きい部屋では三段目・幕下で10人近くが登場したりする。そのために日頃から力士をよく知っている(or 稽古をつけている)親方が解説になるようである。

こうした親方はもちろん力士の特徴をよく知っているので、とても的をいる解説をする。ただ発声や喋り方が上手くない。このへんはNHKは少し指導してはどうであろうか。いずれにしろ、大相撲は土俵入り後の幕内だけのものではない。お時間のある方は来場所以降三段目や幕下の相撲を観ることをおすすめする。

木曜日, 1月 23, 2020

エースのジョーの訃報には悔しさを感じる

残念なことだが人はいつか必ず亡くなる。当たり前のことなので、少しドライな私は若い人の訃報には驚くが、年配者の訃報には驚くこともないし、悲しむこともほとんどない。それゆえに、Facebookやブログにも弔文もしくは追悼文のような文章を書くことはほどんどない。書いた覚えがあるのは親しくしていただいた劇作家の山元清多さんと高取英さん、あとは友人の亀田義典さんの3人だけではないだろうか。そして訃報に関する思い出話を書いたのも女優の大原麗子さんだけだと思う。

しかし、宍戸錠さんの訃報はちょっとショックであった。すでに86歳ということなので、年齢的には仕方がないのかもしれないがなぜか悔しさが残る。私は宍戸さんとは直接の面識はないが、日活映画やテレビで拝見する彼のスマートさやダンディさに、生意気なことを書くようだがずっと一目を置いていた。

Twitterで作家の室井佑月が「じつはあたし、ゆうちゃん派ではなく、エースのジョー派なんです」といったら宍戸さんに満面の笑みでウィンクしてもらった、というエピソードをツイートしていたが、私も石原裕次郎、小林旭、赤木圭一郎といった主役よりも敵役・悪役の宍戸錠の方が好きだった。


今はあまり敵役悪役を専門にする役者は少なくなったが、以前は悪役といったらこの人という人が何人もいた。成田三樹夫、内田朝雄、戸浦六宏、川合伸旺、古くは山形勲や神田隆(父親の友人)などなど。彼らの多くはインテリであったり、苦労人だったりする。好きこのんで敵役や悪役を演じていたわけではない。悪役はイメージダウンになるから演じ手が少ないので、彼らはプロデューサーたちに拝み倒されてやらざるをえなかった。まあその分ギャラは良かったようだが。

宍戸錠はその意味において悪役ではなく、敵役だったのかもしれない。ただ、敵役や悪役のイメージを覆してくれた俳優だったと思う。昔から敵役・悪役を演る人に悪人はいないというが、宍戸さんももちろん悪人ではなかったし、その立ち振る舞いからして多くの人に愛された人だったと思う。エースのジョーはニヒルでカッコいい男だった。合掌。(一部敬称略)

月曜日, 1月 20, 2020

プロ野球16球団発言はナベツネの発言力の低下を表している

先日、福岡ソフトバンク・ホークスの王貞治会長がテレビ西日本の報道番組のなかで、プロ野球リーグ再編に関して「出来るものなら16チームに。あと4チーム誕生してほしい」と発言した。これはサッカー、バスケット、ラグビーなどの新興スポーツに対する危機意識と、選手たちの受け皿を大きくしたいという意図からの発言だと思う。

プロ野球の球団増設はもう10年以上前から言われてきた。私もブログなので同様のことを書いてきたし、かの自民党でさえ地方活性化案として提言したことがある。そして、その間に数多くの独立リーグも誕生している。それなのに、なぜ実現しないかといえば、それはプロ野球を創設した読売新聞およびその会長である渡邉恒雄が頑なに反対しているからである。で、その理由は球団数を増やすと選手の質が落ちて、野球の質が悪くなるからということらしい。だが、それはあくまでも建前であり、本音は球団数が増えるとジャイアンツが優勝できる確率が減るからのようだ。なんともは愚かな理由ではないだろうか。

今日のプロ野球はとっくにジャイアンツを中心に回転してはおらず、各チームともジャイアンツ頼みの観客動員などしておらず、黒字化を目指した独立採算制へ移行している。王会長の発言とは別にジャイアンツの原辰徳監督でさえ「セリーグもDH制を導入しないと、パリーグとの差は縮まらない」といった発言をしたように、ジャイアンツ内部でも現行制度が古いことを認識している。

ではどうしてこうした発言が相次いだかといえば、それは読売新聞の弱体化と同時にナベツネの発言力の低下が背景にあると思われる。もはやプロ野球はジャイアンツの時代ではない。巨人軍は永遠に不滅です、という言葉はすでに過去の産物であり、今となってはなんとかの遠吠えにしか聞こえない。60年以上も続く現体制を維持するという保守的姿勢ではプロ野球には未来はない。今こそ、プロ野球は新しい道を切り拓くべきである。

金曜日, 1月 17, 2020

バブル期最高のコカコーラのCMよ、今こそ甦れ!

50代以上いや40代半以上の方なら知っていると思いますが、バブル期(1980年代半から90年代初頭まで)の日本のテレビコマーシャルは結構華やかだった。山下達郎の名曲にのせたJR東海のクリスマス・エキスプレスはドラマチックでとても印象に残る。また、松本孝美ら綺麗なモデル(かっこいい男も出ている)を起用したコカコーラのCMも一世風靡した。

下記にリンクしたコカコーラのCM曲『I feel Coke"』の作曲者は井上大輔(本名:井上忠夫)だ。そう、あのジャッキー吉川とブルーコメッツでフルートを吹いていて『ブルー・シャトウ』の作曲者でもある故・井上忠夫である。彼は不慮の最後を遂げてしまったが、数多くの名曲を残している。そのなかでも、CM曲ではこのコカコーラの『I feel Coke"』はCM史に残る不朽の名作といっても過言ではないだろう。

歌にはコカコーラが求めていた爽やかさを見事に表現している。そして、それに合わせたかのような素晴らしい映像が数多く残されている。時代がバブルということもあったからかもしれないが、ほとんどモデルの出演者たちもアドリブっぽくとっても自由で快活だ。今の時代にこんな明るく爽やかなCMはあるだろうか。制服だらけの女の子やジャニタレが予定調和で踊っているようなCMは単なるプロモーションビデオにしか見えない。

バブル期のコカコーラのCMよ永遠であれ。そして、今こそ甦ってほしい。

https://www.youtube.com/watch?v=C8qD8svHG7c&t=68s

木曜日, 1月 16, 2020

何をトチ狂ったことを言っているのだU-23サッカー日本代表

サッカーのU-23日本代表がアジア予選で1分2敗という無惨な成績で1次リーグで敗退した。その試合終了後も首脳陣および選手たちは「東京オリンピックでは金メダルをめざす」とある意味身のほど知らずの発言を繰り返していた。その一方で、Twitterを中心としたSNSでは森保監督解任という言葉が飛びかわっていた。
 
私はサッカーに関しては門外漢だが、それでもサッカー日本代表監督人事には以前から一言を呈していた。それは人事の一貫性のなさである。下記は1990年以降のサッカー日本代表監督である。これ以前はずっと日本人が監督を務めていた。
 
横山謙三 1988ー1991
ハンス・オフト(オランダ) 1992ー1993
パウロ・ロベルト・ファルカン(ブラジル) 1994
加茂周 1994ー1997
岡田武史 1997ー1998
フィリップ・トルシエ(フランス) 1998ー2002
ジーコ(ブラジル) 2002ー2006
イビチャ・オシム(旧ユーゴスラビア) 2006ー2007
岡田武史 2007ー2010
アルベルト・ザッケローニ(イタリア) 2010ー2014
ハビエル・アギーレ(メキシコ) 2014ー2015
ヴァイッド・ハリルホジッチ(旧ユーゴスラビア) 2015ー2018
西野朗 2018
森保一 2018-
 
とにかく節操がないというか行き当たりばったりの人事である。日本、欧州、中南米出身者が代わる代わる代表監督になっている。これでは日本代表独自のサッカーを培うなり築くなりできない。いくら監督が代わるごとに選手が代わるといっても、言語が違えば習慣も違うのだから、前監督のときから代表に選ばれているプレイヤーは戸惑うだろう。
 
個人的にはオフト、トルシエ、オシムの監督時代のサッカーが面白かった。一方で、ファルカン、加茂、ジーコ、ザッケローニは面白いとは思わなかった。一番堅実なサッカーは岡田武史だったが。
 
いずれにしろ、日本はまだサッカー先進国ではない。それゆえに、代表監督は外国人の方がいいと思う。それも個人技を主体とした南米サッカーではなく、組織力を主体とした欧州サッカーの方が適していると思うので、次期監督もその次の監督も欧州の経験豊富な人を招聘するのが得策だと思う。

水曜日, 1月 15, 2020

東急百貨店東横店(東横デパート)の開店ポスターは誰が描いたのだろうか

東急百貨店東横店が2020年3月31日をもって営業を終了する。それに伴い幾つのかの催し物が行われているが「東横デパートの思ひ出展」では東横デパート写真展(地下1階東急フードショー)や東横デパートアラカルト(西館7階エスカレータ脇)が開かれている。期間は共に3月31日まで。

そんなときに昨日ジムで今年85歳になられるおじさん(中学の大先輩)から下記のチラシをもらったので「どうして◯◯さんがこのチラシを持っているの?」と訊いたら、面白い返事が戻ってきた。

◯◯さんは有名な新聞号外コレクターであるが、日本絵葉書会の会報編集もしている。私もこの会報を何冊か頂いて読んでいるが、これがめちゃくちゃに面白い。最近の会報では「水害を伝える絵葉書」という特集を組んでいたが、最初はなんで水害写真(絵ではない)をハガキにするのかが不思議でならなかった。しかし、よ〜く良く考えてみれば写真は昔は一般的なものではなかったから、水害の写真がついた葉書を実家に送ったりしたら、新聞ではわからない東京や大阪の実情を少しでも教えられたからかもしれない。そうした意味において、日本の絵葉書は単なる絵の葉書ではなく、明治以降の歴史、文化、風俗などを伝える第一級の資料でもある。

で話を戻すと、チラシに描かれるいるポスターの絵は実は東急が持っているものでなく、なんと羽島さんが持っている絵葉書を拡大して使っているとのことなのである。東急が開店ポスターを持っていないというのも少し情けないが(戦争で燃えてしまった可能性もあるが)、それを開店時に絵葉書にしているというのも興味深く歴史を物語っている。

そして、私が「この絵は誰が描いたものなんですか」と訊ねると、◯◯さんは「わかんない。東急も知らないらしい」という答えが返ってきた。うそ〜、である。どことなく私の好きな高畠華宵っぽいけど違う。岩田専太郎のようにも見えるが違う。誰なんだろう・・・。渋谷の再開発は仕方がないにしても、東横店の閉店に伴い東急は再度渋谷の歴史をしっかり見直すべきである。まずはこの絵の作者を調べてもらいたい。

火曜日, 1月 07, 2020

高齢者ドライバーには筆記および実技試験を行うべし

年末、掛かりつけの床屋(理髪店)に行った時のことである。理髪店の前の私道に大きな国産車が置いてあった。息子さんが帰省でもしたのかなと思いながら店に入ると、店のなかにはどう見ても80歳を越えているだろう年配者が、店主に抱えられながら鏡前の椅子から立ち上がろうとしていた。

やっとの思いで立ち上がったおじさんは、杖をつきながら店を出ていき、なんと車に乗り込んだ。そのあとは店主に誘導されながら、車を公道に出すのだが、バックの切りかえしがうまく出来ず、公道はあっという間に渋滞になってしまった。何度か切り返しをしてなんとか公道に出て走るのに、3〜4分はかかっただろうか。

池袋で「上級国民」飯塚幸三(85歳)が親子を死亡させた事故以降、高齢者による交通事故が問題になっていて、高齢者の免許返納も進んでいる。そんななかで目の当たりとんでもないジジイである。

そして、私が理髪台の椅子に座ったのはおそらく店に着いてから10分以上過ぎていただろう。その後、店主は私の質問にいろいろと答えてくれた。

「あの爺さんは以前近くに住んでいたんだけど、2〜3年前に横浜に引越した」
「年は85歳で、息子さんは医者をしている」
「奥さんや息子さんは免許返納をもちろんすすめているが聞く耳をもたない」
「近くの理髪店に行くよう言っているのに『慣れた店がいい』といって来る」
「電車で来ればと言っても『足が悪いから車がいい』という」
『60年以上運転しているから自信がある』
『俺がミスしても他の車がよけてくれるから安心だ』
「車にキズがついても30万円ぐらいで直せる。それぐらいの金はある、という」

驚くような話の連続で、私は口があんぐりするというより、最後はあいた口が塞がらない状態だった。こんなジジイが世の中にいるんだ、ということを知ると同時に、こんなジジイは他にもいっぱいいるんだろうなとも思った。

言うまでもないが危険極まりないジジイでもある。こうした“頑固ジジイ”というより、世の中に甘えている“ロクでもないジジイ”が事故を起こすのである。池袋の事故ではないがこんなジジイの事故の巻き添えをくらった人は悲劇である。そして、ジイイの家族も一生負い目を抱かざるをえない。そのことをこのジジイは全く理解していない。とどのつまり、池袋の事故で飯塚幸三を逮捕しなかったことは、全国のロクでもない高齢者ドライバーを妙に勇気づけたようである。

いずれにしろ、こうしたジジイは頭の構造がすべて自己中心になっていて、いくら言ったところでダメだろう。それゆえに、今後は75歳もしくは80歳以上の高齢者ドライバーには筆記および実技試験を行なって、それによって免許更新できるかを判断するべきである。さもないと、今後もこうしたジジイがはびこり、事故はなくならない。

最後に私は店主に「次はもう絶対に来ないよう断った方がいいですよ。そうでないと、またイヤな思いをしますよ」と注告はしておいた。

日曜日, 1月 05, 2020

飲食店へ行く際のこだわり

飲食店へ行くに際して「こだわり」を持つ人は結構いると思う。私にもいくつかのこだわりがある。

まず第一に、テレビがある居酒屋にはほとんど行かない。テレビはもはや日常的なものであり、居酒屋へ行くということは少しでも日常から離れて非日常的な世界を求めるのだから、そこにテレビがあることは日常的で私は好まない。なんで酒を飲んでいながら、くだらないバラエティを見たり、好きでもないチームの野球の試合を見たり、嫌いな政治家の顔が出てくるニュースを見なくちゃらないのだろうか。イヤである。ということで、私をテレビがある居酒屋には誘わないように。

次に色紙がいっぱい貼ってあるラーメン屋には行かない。あのラーメン屋の色紙っていったいなのだろう・・・。時にはツーショット写真まで飾ってある店もある。これらはお店の宣伝それとも自己満足・・・。店によっては色紙は汚れていたり、カバーしているビニールやラップに脂がついていて、不衛生かつ不潔である。ということで、私を色紙がいっぱい貼ってあるラーメン屋に連れて行かないように。

あと、高いお店に行くときにもこだわりがある。日本料理店に行く時は必ずカウンター席を予約する。一方、フレンチやイタリアンの場合はテーブル席を予約する。昨今はフレンチも劇場型といってカウンター主体の店が増えているが、私はこのスタイルが不得手である。つまり、日本料理店では店主が素材の良さをいかに引き出す姿を見るが好きなのだが、フレンチやイタリアンではシャンパンやワインの話をサービスマンから聞くのが楽しいからなのかもしれない。ということで、私を日本料理店に誘うときはカウンター席で、フレンチやイタリアンに誘うときはテーブル席でお願いします。ただし、女性に限ります。w

金曜日, 1月 03, 2020

ワイヤレスイヤホンにはご注意を

年末はジムが休みなので風呂は銭湯に行っていたがその時のエピソード。

お風呂に入った後に脱衣所で服に着替えていたとき、私の前を通った男が(30歳前後)が、使い切りのシャンプーかボディソープの小さな袋を落とした。私はすかさず「お兄さん、なんか落としたよ」と声をかけたものの、彼は振り向くことなく反対方向のロッカーへ行ってしまった。で、私はそれを拾って、後ろから肩を叩いて「落としたよ」と言ったのに、彼は「ありがとう」と言うこともなく、会釈もすることもなくそれを受けとった。

それゆえか、私は口から何なしに「イヤホンなんかしているから、落としたことをわかんないんだよ」と口を滑られせた。すると、近くにいたおじさんたちが一斉に凄いことを言い始めた。

「補聴器じゃあるまいし、ツンボでもないんだろ」
「そんなのしているから、落とし物には気がつかないんだよ」
「イヤホンは話ができなくなるよな」
「人を遮断しているよな」
「会話をできない世代だしな」
「イヤな時代になったよ」

もうおじさんたちの言葉が止まらない。これには私も驚いたが、ワイヤレスイヤホンをしている男は全く意に介することなく、イヤホンを外すことなくおじさんたちの言葉を無視した。

昨今はAirPods Proをはじめワイヤレスイヤホンをしている人が街中にいっぱいいる。確かにイヤホンは便利であるが、周囲の音が聞こえないことで、事故を起こすこともある。今回は小さな落とし物だったが、これが財布やキーホルダーなどを落としたらどうなるのだろうか。それでなくとも、ワイヤレスイヤホンそのものを落とす人も多い。JR西日本は2019年6月から約3カ月半でワイヤレスイヤホン2000個も線路で拾ったという。

ワイヤレスイヤホン、便利かもしれないがいろいろご注意を。


ワイヤレスイヤホンを線路に落とす人が急増 JR西日本では3カ月半で2000個も…