木曜日, 1月 30, 2020

大通りをなかなか越えられない

「東京タヌキ探検隊!」というサイトによると、東京23区には推定で500〜1000匹のタヌキが住んでいて、23区すべてで目撃情報があるそうだ。私もタヌキではないがハクビジンを目撃したことがある。
 
で、ちょっと前までは「東京のタヌキは246を越えられない」という説があった。これは練馬区や杉並区には数多くのタヌキが住んでいることは知られているが、渋谷区、目黒区、世田谷区を走る国道246号線(玉川通り)以南ではタヌキの目撃情報がなかったからである。ただし、目撃件数はまだ少ないがどうやらタヌキは246を越えて南下しているようである。

「東京タヌキ探検隊!」
http://tokyotanuki.jp/
 
さて、ここまではタヌキの話で、この先は人間の話。
 
先日、テレビの『じゅん散歩』で高田純次が「(小さい頃に)甲州街道を越えたら、別の世界」というようなことを言っていて、思わず頷いてしまった。私も同じなのである。
 
私が生まれ育った場所は目前が目黒通りで、幼稚園(サレジオ幼稚園)はその通りを越えて通っていた。中学校(目黒八中)も同じである。小学校(鷹番小学校)へは目黒通りを越えることはなかったが、目黒通りが通学路だった。そして、高校(都立大学付属=現・桜修館)へは環状7号線を越えて通っていた。しかしながら、北に位置する駒沢通り以北は学校の区域外ということもあり越えることはなかったので、駒沢通りを越えると別の世界だと思っていた。
 
その印象は今だに強く残っていて、なかなか駒沢通りを越えられない。通りを越えた向こうにある居酒屋にも行かなくてはと思っているのになぜか行くことができない。子供のころの印象は恐ろしい。(笑)

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