火曜日, 9月 29, 2020

Go to トラベルよりGo to インスペクト(検査)

4連休のために検査数が少なかったこともあり、先週の陽性者数は先々週を下回った。ただ、陽性率は4.4%と若干上がった。感染状況は横ばいもしくは下げ止まり状態である。それゆえに、これで明後日からはGo to トラベルに東京都民も加えるという。


これまで(9月27日時点)の東京都の陽性者数は25,257。全国の陽性者数は81,784で、東京はほぼ全国の3割強に当たる。そして、東京に神奈川6744、埼玉4582、千葉3805を足すと40,388になり、陽性者のほぼ半数は首都圏(1都3県)になる。

もちろん、これはこれまで検査して解った陽性者数である。これ以外に潜在的な無症状の陽性者は5倍もしくは10倍以上いると言われている。そんな人がGo to トラベルを利用して旅行したらどうなるだろうか。結果は目に見えている。それゆえに、都民は近県だけにするとかにしないと、Go to トラベルでなくGo to トラブル、いやGo to インフェクト(感染)、Go to スプレッド(拡大)になってしまう。

以前も書いたがウイルスは風が運ぶものではない。人が運ぶものである。それゆえに、人が動けば感染が広がるのは世界の常識だ。今日、地方ではせっかく感染拡大が鎮静化しつつあるのに、ここで都民がGo to トラベルをやったら元の黙阿弥にならないだろうか。今は検査能力がどれだけできるかというのが経済への直結の道のはずである。やるべきことはGo to トラベルでなくGo to インスペクト(検査)と、秋冬に備えるための医療支援のはずだ。

金曜日, 9月 25, 2020

タンス預金を引き出す政策が必要だ

 一昨日、約7ヶ月半ぶりにサントリーホールへ行った。N響コンサートである。

座席は舞台前1階2列および舞台周りの2階1列にお客を入れず、あとは市松模様に1席交互に座るという形。これにカメラ席の空きも加わる。チケットは完売だったらしいが、本来は2000人入るところに700人ぐらいの観客ではなかっただろうか。

さて、今回のコンサートでとても気になったのが、中年女性客の多さであった。N響というと老人ホームと揶揄されるぐらいおじさん・おじいさんの観客が多く、女性客は全体の2〜3割ぐらいであった。ところが、昨日はとにかく女性客の多さが目につき、半数は女性だったような気がする。まあ基礎疾患を持つ高齢者はまだまだコンサート会場に来づらいだろうから、それは仕方がないにしても、一方でいつもは少しはいる音楽を勉強している感じの20代の姿はほとんどなかった。

う~ん、コロナによって客層が変わるのはある程度予測してはいたが、こうも顕著になると高齢者たちのお金は一体どこに消えていくのかを考えてしまう。集団免疫を行なっているスウエーデンでは、高齢者の消費が落ちたために経済が悪化したようだが、日本でもこのまま高齢者が外に出ない状況が続くと、経済が低迷するのではないだろうか。新しい政権は将来のためにと少子化対策に躍起だが、それとは別に現状打破をするために高齢者の財布を緩める政策を推進するべきではないだろうか。

例えば、60歳以上の都民には近県(神奈川、埼玉、千葉)での宿泊を優遇するとか、逆に近県者には都心の高級ホテルに半額で泊まれるようにするとか・・・。一方で、あまりにも高齢者対策に不満を持つ若者には、近場のコンビニなどで使えるクオカードを配るなどしてはどうだろうか。いずれにしろ、高齢者の経済活動を促進させないと、タンス預金が増えるばかりで、経済が成り立たなくなってくる。


火曜日, 9月 22, 2020

iPad Airで漫画読むことにハマっています(笑)

7月下旬からハマってしまったiPad Airで漫画を読むこと。最初は数年前にテレビでもヒットした村上もとか作『JIN-仁-』(全13巻)からトライしたみた。現代の外科医が幕末にトリップして歴史上の人物と数多く交わるという話だが、根底にあるのは作者の坂本龍馬愛。日本人は志半ばで亡くなった人を美化するきらいがあるが、これもその典型。司馬遼太郎はちょっと罪作りな人だと思う。


 

次に読んだのが戦国時代、千利休の後を継いだ古田織部を題材にした山田芳裕の『へうげもの』(全25巻)。これは読み応えがあった。ヘビイだった。長かった。よく完走した。この漫画を推薦した人は途中でめげたと言っていたので、我ながら褒めてあげたい。話は戦国時代の裏社会というか、茶道を通しての武将たちの駆け引きが描かれていて大変興味深かった。テレビドラマ化は出来ないだろうが、ある意味大河ドラマでもあった。

3作目は再び幕末の医者ものである手塚治虫の『陽だまりの樹』(全11巻)。前述の『JIN-仁-』はこの漫画に影響を受けていたことがよくわかった。手塚は偉大な漫画家であると同時に医者でもある。そして、この漫画の主人公の1人手塚良庵は手塚の曾祖父でもある。話は実在の人物と架空の人物をうまくミックスさせながら展開していく。その手腕たるや見事。最後の方は少し息切れ感もなくもないが名作だ。

4作目は原作:冲方丁・作画:槇えびしの『天地明察』(全9巻)。本屋大賞を受賞した原作を読んでいたが、その時は暦学や天文学をうまく理解できなかった。これが漫画になると明解とまではいかなくとも、かなり解りやすかった。再度読んでみて、もっと理解を深めたいと思うような漫画である。

そして、現在読んでいるのがかわぐちかいじの『ジパング 深蒼海流』(全23巻)。源氏と平家を描いた長編だが、かわぐちかいじの画風は明るく爽やかというか昔の少女漫画風で読みやすい。

今後読もうと思っている候補作は下記のような感じ。
・『アド・アストラ ―スキピオとハンニバル―』(カガノミハチ)
・『信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~』(藤堂裕・明智憲三郎)
・『サンクチュアリ』(池上遼一・史村翔)

日曜日, 9月 20, 2020

プロ野球、観客数上限を引き上げるも、引き続き最善の対策を

プロ野球は昨日から観客数の上限をこれまでの5,000人から各球団下記のように引き上げた。

セリーグではDeNAの本拠地・横浜スタジアムが16,000人、ヤクルトの本拠地・神宮球場が14,500人と、いずれも収容人数の半分近くまで上限を引き上げた。ただし、ドーム球場の中日の本拠地・ナゴヤドームは30%の11,000人とした。

他方パリーグでは日本ハムの本拠地・札幌ドームは35%の15,000人、ソフトバンクの本拠地・福岡ドームは30%の12,000人、オリックスの本拠地・大阪ドームも30%の10,000人余を上限とした。

そして、昨日の観客数は下記の通りになった。

@横浜スタジアム 13,106人
@神宮球場 13,126人
@ナゴヤドーム 9,732人
@札幌ドーム 8,740人
@福岡ドーム 11,937人
@大阪ドーム 8,594人

福岡はほぼ完売だったが、札幌ドームを除き他は8〜9割の動員となり、それぞれの主催球団はホッとしたのではないだろうか。今後はどの球団も段階的に上限の50%までの観客を入れるだろう。ただ、今後も感染防止のために、開場時間を早める、退場時間の制限を行うなど徹底した対策を継続してもらいたい。特にドーム球場はまだまだ感染リスクが高いと思われるので最大の対策を行ってもらいたい。

金曜日, 9月 18, 2020

アメリカにスイッチヒッターが多い理由

先日、少年野球と左打者の話を書きましたが、そのことをマッサージの先生に話をすると「実は私も左利きなんですが、野球は右投げ左打ちです。というのも、子供の時に矯正されたからです。それゆえに、書くのも右です。でも、左でも書けますけどね」と笑っていた。

日本では左利きというと子供の頃に鉛筆の持ち手というか書き手を矯正された人が多い。小学生のときに私のクラスに左利きがいたが、なんで変えさせるのだろうかと子供心に疑問に思った。というようりも、なんかイヤだった。今の時代でもやはり矯正しているのだろうか・・・。

ところが、アメリカの大学へ行った時にビックリしたのが、左で文字を書いている人が多いということだった。すごいときはクラスの3分の1近くが左手で書いているのである。アルファベットは日本語以上に左手で書きにくいのに、みんな器用に書いていた。

アメリカの左利きの割合は2%でその率は低い。ただし両利きが28%もいるという。これって基本的に左利きの人ではないだろうか。右利きが両利きになる必要性はあまりないと思う。ということで、リトルリーグにもメジャーリーグにもスイッチヒッターがかなりいる。

日本語にしろ英語にしろ左手では書きづらい。それゆえに、矯正するのは解らなくもない。ただ、野球で左バッターの方が有利だからといって、変える必要性があるのだろうか。確かに足が早い人にはいいかもしれないが、しっかりミートして強い打球、遠くへ飛ばす打球を打つには、右利きはやはり右バッターになる方がいいと思う。なぜならば矯正することによって、個性や能力を失うような気がしてならないからだ。

水曜日, 9月 16, 2020

71.4歳 vs 54.5歳

菅義偉総裁(1948年12月6日生まれ 71歳)

二階俊博幹事長(1939年2月17日生まれ 81歳)

佐藤勉総務会長(1952年6月20日生まれ 68歳)

下村博文政調会長(1954年5月23日生まれ 66歳)

山口泰明選対委員長(1948年11月10日生まれ 71歳)

5人の平均年齢は71.4歳。


枝野幸男代表(1964年5月31日 56歳)

福山哲郎幹事長(1962年1月19日 58歳)

泉健太政務調査会長(1974年7月29日 46歳)

安住淳国会対策委員長(1962年1月17日 58歳)

4人の平均年齢は54.5歳。


火曜日, 9月 15, 2020

東京の感染者数は減少傾向ではない

先週(8月30日〜9月5日)の東京の陽性者数は1087人だったが、今週は残念ことに1201人と増えてしまった。陽性率もアップ。加えて実行再生回数も1を上回っている。つまり、なんの進展もない膠着状態である。というか、もうやる気がないというか諦めムードという感じすらする。


日本人は本当に飽きっぽい。「もうコロナはいいよ」「毎日コロナ、コロナとうるさいんだよ」「死者数が少ないんだからいいじゃないの」「インフルエンザの方が怖いよ」などという声があちらこちらから聞こえてくる。

そんななかで、政府はGo to トラベル対象者に都民も加えるという。これはおかしいでしょ。陽性者数は横ばいなのだから、ある程度制限するべきである。例えば利用者は50歳以上もしくは(2人で100歳以上)などのシニアだけに限るとか、都民は週末を除外にするとか、子供が伴う家族だけは週末はOKにするとか、いろいろとやりようがあると思う。こうした制限がないと、20代30代の潜在的感染者(無症状の人)がウイルスを地方にばら撒きかねない。2月の春節に多くの中国人観光客が雪まつりの北海道に来て痛い目にあった教訓を忘れたのだろうか。

そして、今や日本のマスコミはほとんど報道しないが、世界的には感染者が増大している。欧米はむろんのことアジアでも感染は拡大している。インドでは感染力が強い株が出たのではないかと言われたり、インドネシアでは1日の感染者数が3000人を超え、医療体制も危うくなりはじめているという。

このような状況では当分海外との往来はできないばかりか、東京オリンピックは本当にできるのかと思う。しかし、おかしいことにコロナに飽きたと言う人ほど、オリンピックは絶対に開催するべきだという。こうした日本人は飽きっぽいだけでなくあまりにもご都合主義ではないだろうか。

火曜日, 9月 01, 2020

PCR検査に続いて抗体検査の拡充を

8月第2週(2日〜8日)をピークに陽性者数も陽性率も徐々に下り始めた。そして、先週は陽性率が5%を切った。いい傾向である。これで検査件数がもっと増えれば、陽性率はおそらく3%を切るのではないだろうか。


陽性者数、陽性率が下がった最大の要因はやはり日照時間および高温だったのではないだろうか。8月の東京の猛暑日(35度以上)は11日間で、8月陽としては史上最多。23日(日曜)以外は全て30度以上を記録した。まさに記録的な暑さの8月だった。また日照時間も254.7時間で、1985年の257.8時間以来の長さであった。35年ぶりの長さということになる。

一方でこうした外的要素以外にも、飲酒を伴う飲食店の時短営業、テレワーク仕事の徹底化、お盆休み、うがい・手洗い・消毒の日常化、といったことが陽性者数も陽性率も下げる要因になっているだろう。ただ懸念されるのは家庭内感染が増えてきたことだ。

一方で、若者を中心にすでにコロナに対する免疫力をつけた人が出始めているのではないかと推測される。その点を判明させるためにも、今後はPCR検査だけでなく、20代30代を中心にモニタリングの抗体検査をするべきではないだろうか。これは秋冬対策だけでなく長期的にみて、コロナの本質を科学的に解明するのに役立つと思うからだ。

今週はもっと検査件数も増え、その上で陽性者数も陽性率も下がることを願っている。