木曜日, 7月 29, 2021

前触れ報道がないので安心していたら、とんでもない過去最高の陽性者数

昨日、一昨日とあった東京都の陽性者数発表前の「感染者は3000人以上」という前触れが今日はなかった。となると、今日は2000人台後半で留まるのかと思ったら、発表された数字はなんと3865人。これには驚きだった。いったい昨日、一昨日のタレコミはなんだったんだと思うと同時に、東京都の諦めムードが顕著に表れた格好になった気がする。

東京都は不安を煽るような報道をしないでくれと言っているが、実は一番不安を煽っているのは東京都ではないだろうか。東京都の基準による重症者数は81人と言っているが、これが国の基準だと773人にもなる。検査件数を抑えていることもそうだが、この基準の違いが逆に不安要素になっていないだろうか。いい加減、都の基準という発表はやめにしてもらいたい。でないと、都民および国民は実態を把握することができないのだから。




水曜日, 7月 28, 2021

過去最高の2848人、さすがのテレビ局もオリンピックどころではなくなった!?

昨日の東京の陽性者数は過去最高の2848人。これにはオリンピックに現(うつつ)を抜かしていたテレビ局も、連日の金メダルに浮かれていたオリンピック好きも、血の気が引いたというか驚きを隠せなかった。先日までニュースを飛ばしていたNHKも、昨夜はニュースを放送してオリンピックはサブチャンネルにした。

さて、先週の東京の陽性者数は9420人で1日平均だと1345人で私の予想の1500人台を下回った。これは連休による検査件数の激減が理由であり、語弊があるかもしれないが当たらず遠からずの結果であった。そして、その連休明けの陽性者数が半端でない。25日1726人、26日1429人、そして27日2848人なので、今週は予想した2000人台も現実味を帯びている。そして、来週は3000人台、その翌週は5000人台になってもおかしくない。なにぶん感染拡大を防止する策を何もしていないからだ。

このように陽性者数が過去最高になると、ワクチン接種をしていない人たちからいきなり不安の声が広がり始めた。ネットでは「地方より首都圏を中心にワクチン接種をしろ」とか「とにかく希望者全員に1回のワクチン接種を行え」「オリンピックなんかやっている場合か」などといった意見が多く見られるようなった。やっと現実を直視し始めたようである・・・。遅いよ。



月曜日, 7月 26, 2021

スピークイージーな時代

飲めない人には申し訳ないが、私は日頃から「飲めない人は人生の半分を損している」と思っている。といって、飲めない人に無理矢理飲ませたりするようなことは絶対しない。飲酒は飲める人同志が楽しく飲むのが一番であることを知っているからだ。

その意味においてコロナ禍になって、下戸の人は無理矢理に参加しなければならない歓送迎会などがなくなりホッとしているに違いない。一方で、酒飲みたちは飲む機会がなくなってしまって大いに嘆いているか、自宅で焼け酒をしているに違いない。w

しかし、人生を楽しもうとしている人たちはいろいろ知恵をしぼる者である。なにぶんオリンピックは勝手にやっているし、宴会はダメだと言いながらぼったくり男爵バッハの歓迎会はやるなど矛盾だらけなのだから、酒飲みたちも自由に宴会をやろうと勝手である。

さて、昨今コロナ禍で飲食店で東京で飲むことはなかなかできない。それでも、都内ではいろいな知恵を絞って感染対策をしながら営業している店はいっぱいある。またスピークイージーではないが、禁酒法時代のように水面下で営業している店もある。しかし、まさかスピークイージーを楽しめる時代になるとは思わなかった。



火曜日, 7月 20, 2021

新宿花園神社野外劇『貫く閃光、彼方へ』

昨日(19日)は新宿花園神社で公演された椿組の野外劇『貫く閃光、彼方へ』(脚本=中村ノブアキ、演出=高橋正徳)へ行ってきた。椿組は新宿ゴールデン街「クラクラ」の店主・外波山文明が主宰している演劇集団であり、椿組は37年間毎夏、花園神社で野外劇を行っている。もはや新宿の夏の風物詩といっても過言ではない公演。昨年は中止を余儀なくされたが、今年は感染症対策をしっかりして行われた。


小劇場演劇を観まくっていた昔は毎年観ていたこの野外劇だが、今回は本当に久しぶりで、おそらく10年ぶりぐらい。トバさん、ごめんなさい。

『貫く閃光、彼方へ』は1964年の東京オリンピック直前、東海道新幹線の難所・新丹那トンネル貫通工事にまつわる話だが、それにタスキの由来を語る昔話と現代の箱根駅伝の話が絡められて三重的に展開していく。このような多重的展開は演劇ではごく一般的で、それは時に観ている者を難解するかもしれないが、話が膨らんで面白くもなる。だが、逆にコンガラガッて解らなくなる時もある。今回はというと、話は膨らむが結末が少し予定調和すぎるかなという感じだった。このへんは観ている者の感性次第なのだが。

さて、出演者で良かったのは、東の熱海口から工事を行う加形組の世話役・渡辺を演じた田渕正博と、西の函南口から掘削をした近藤組の世話役・岡田を演じた中山祐一朗の演技が印象に残った。世話役はもうけ役だったのかもしれない。それにしても、この2人の演技を観ているともっと東対西の男臭いドラマにした方が良かったのかと思ったりもした。

いずれにしろ、夏の風物詩であり芝居の醍醐味を味わえる椿組の花園神社野外劇、いつまでも続くことを望む。

金曜日, 7月 16, 2021

第34回芝浜落語会〜柳枝の會〜

昨日(15日)は港区立伝統文化交流館で開かれた「第34回芝浜落語会〜柳枝の會〜」を聞きにいってきた。演目は下記の通り。

入船亭扇ぱい 「金明竹」
春風亭柳枝  「かぼちゃ屋」
春風亭柳枝  「うなぎ屋」
 〜 仲入り 〜
春風亭柳枝  「船徳」

開口一番、前座の入船亭扇ぱいは入船亭扇遊の四番弟子。「金明竹」で4回行う長ゼリフの言い立てをとても滑舌よく、かつまた微妙にニュアンスを変えながら捲し立てる。それもそのはず彼は元NHKアナウンサー。落語家の前職はいろいろだがアナウンサーという人は過去にいるのだろうか。これで師匠がもつ艶や遊びなどを身につけたら末恐ろしい逸材になる。

「かぼちゃ屋」は掛け値なしでカボチャを売る二十歳の与太郎噺。与太郎噺であるから馬鹿馬鹿しいに決まっている。それなのに笑ってしまう、いや笑わせてしまうのが芸である。カピバラ顔の春風亭柳枝にはこの噺が似合う。w

「うなぎ屋」はうなぎ屋の主人がうなぎを上手く捌けないどころか捕まえることもできないというドタバタ噺。どうも今回がネタ下ろしだったようだが、そんなことを微塵も感じさせない出来。ただ、このネタが彼にあっているかどうかはちょい微妙・・・。

「船徳」は船屋の若旦那が新米船頭を勤めるという滑稽噺。「うなぎ屋」は笑いを誘わせるが毒がない。一方で「船徳」は毒がいっぱいである。こういうチクリとした噺を柳枝はいい味を出す。今後も磨きをかけていってもらいたい。

次回は9月16日(木)。今回は感染者数増加の煽りを受けて少ない客席だったが、とてもいい雰囲気の会場でもあるので次回はもっと多いお客さんが訪れることを願っている。

 


木曜日, 7月 15, 2021

納涼四景(一之輔、市馬、白酒、さん喬)@国立劇場小劇場

 一昨日(13日)国立劇場小劇場で開かれた「納涼四景」を聞きに行ってきた。演目と出演者は下記の通り。

柳亭左ん坊  「酒の粕」
春風亭一之輔 「加賀の千代」
柳亭市馬   「淀五郎」
 〜 仲入り 〜
桃月庵白酒  「お見立て」
柳家さん喬  「井戸の茶碗」

開口一番、前座の柳亭左ん坊(柳亭左龍の弟子)の持ち時間は5分。それをあっという間に終わらせ、次に登場した春風亭一之輔が「あいつ、3分で済ませやがって」と大慌て。「心の準備ができてないんだから」と愚痴をこぼす。私もさすがに3分の落語というのは初めてであった。w

「加賀の千代」は女房に急かされた甚兵衛さんが大家さんに20円を借りに行く滑稽噺。春風亭一之輔の十八番の一つ。今回は前座の早さに焦ったのか、心の準備ができていなかったせいか何処となくズルズルと話を進めていく。ところが、その投げやりとも思える話し方が一之輔の持ち味である虚脱感というか脱力感に輪をかけていき、不思議と話を魅了させていく。災い転じて福となすではないが、前座の早技転じて芸に磨きかかるという感じだった。

「淀五郎」は『仮名手本忠臣蔵』の舞台に急遽立つことになった澤村淀五郎の物語。「中村仲蔵」も同じような話。語りは「中村仲蔵」の方が難しいかもしれないが「淀五郎」は舞台描写が上手くないと演じられない。私は歌舞伎には疎いが、柳亭市馬の描写は舞台の上下、花道を垣間見れるようで素晴らしい。

「お見立て」は杢兵衛大尽が妓夫の喜助と共に生きている喜瀬川花魁の墓参りをするという郭噺というか滑稽噺。桃月庵白酒の杢兵衛大尽を演じるときのズーズー弁が絶妙。分からないようで分かるズーズー弁を話すところが芸だ。以前も書いたが今や白酒は話を始めたら無双状態。あのエグさがたまらない。

「井戸の茶碗」はいわずと知れた落語の傑作。なかでも柳家さん喬の弟子である柳家喬太郎は「歌う井戸の茶碗」なる新作まで進化(?)させて演じている。もちろん、彼の普通の「井戸の茶碗」も聞いたがことがあるが、師匠のは初めて。そこでどうしても聞きながら比較してしまう。話の流れの持っていき方はもちろん一緒だが、やはり滑稽噺っぽい喬太郎に比べて師匠は人情噺っぽくホロリとさせてくれる。柳家さん喬が稀代の名人であることを再認識させてくれた。



水曜日, 7月 14, 2021

不良外国人と接触せず、ワクチン接種して、東京脱出

4度目の緊急事態宣言。政権にとっては「先手、先手」を打ったという言い訳宣言で、もはや政権も専門家も国民も誰もその効果を期待していない。そして、オリンピックは開催予定で、海外からは選手団と共に、マスメディアで働く不良外国人が大挙来日する。先日のコカインや大麻で捕まるなんてもはや可愛い者である。この不良外国人のなかには間違いなくウイルスを撒くスプレンダーがいるだろう。それゆえに、8月の閉会式までは間違っても彼らが大好きな六本木、渋谷、新宿、浅草などのバーには行かないことを勧める。

さて、東京の陽性者数は完全に感染拡大である。1週間の1日平均の陽性者数も1ヶ月前の377人から476人、563人、720人と倍々ゲームではないが、1.2~1.3倍と増えていき、これだと今週は900人台になり、来週は確実に1000人台である。いくらワクチン接種が進もうが、8月上旬までは拡大の一途を辿りそうである。

ただ、こうしたなかで東京は重症者数が少ないから安心と思う人もいるが、これは大間違いである。東京の重症者数が少ないのは都独自の基準によるもので、国の基準に換算すると5〜6倍は多くなるといわれている。それゆえに、知人の医師も言っていたが重症者数が少ないからといって安心はしていられないと。

感染を避けるためには第一に不良外国人が訪れそうな所へは行かない、第二にできればワクチン接種をする、第三に夏はなるべく東京を離れて安心なところで過ごすしかないだろう。



水曜日, 7月 07, 2021

7、8月の東京は世界一危険な場所

東京の感染者数はリバウンドから悪化して感染拡大へと転じた。オリンピック開催のために6月21日に緊急事態宣言を解除して、まん延防止ナンチャラに移行したものの、感染は拡大の一途を辿り、1週間の1日平均の陽性者数も377人、476人、563人と毎週増えていき歯止めがきかない状態になってきた。

以前も書いたが、私は日照時間と新型コロナの感染に関係があると思っている。東京がリバウンドをし始めたのは6月半ば(16日)からであるが、東京の16日から30日までの6月後半の日照時間は43.6時間しかなかった。6月全体の日照時間が131.6時間あったので、3分の1以下である。そして、7月入ると東京の日照時間はさらに酷くなり、6日間でたったの1.1時間である。

梅雨明けがいつになるかわからないが、こう日照時間が少ないようでは今後も感染者は増えるだろう。そして、梅雨明けしたところで、東京オリンピックによって世界中のウイルスが東京に集められることになり、東京はウイルスの見本市会場になるだろう。そして、残念ながらワクチン接種をしていない若者層、若年層へは感染拡大は今以上に起きるだろう。

最後に、昨年も同じようなことを書いたが、東京オリンピック期間中は高齢者はワクチン接種を受けていようがいまいが、東京を離れて別荘や温泉などへ行くことをすすめる。7、8月の東京は世界一危険な場所なのだから。また、若者でもワクチン接種が済んでいる人は帰省するなり旅行へ行くことをすすめる。



月曜日, 7月 05, 2021

都議会議員選挙2021目黒区選挙区結果分析

都議会議員選挙の結果がでた。当初の予想では都民ファーストが大幅減少して、自民公明で過半数は獲得するのではと言われていた。しかし、結果は都ファは議席数を減らしたものの30余を獲得して、都政に影響力を残すことはできた。一方で、自民公明は公明は全員当選したものの、過半数には届かず当初の目論見を達成することができなかった。

さて、全選挙区の分析などはできないが地元の目黒区の結果分析をしてみたいと思う。

 

2017年の都議選(写真左)では都ファの候補が圧勝をして、2位を公明、3位を共産が獲得して、自民候補は共倒れした。あれから4年、今回は低投票率で組織票のある政党が有利と思えた。それゆえに、当初は自民、公明は確実で最後の席を都ファと共産が競り合うと予想された。実際、今回の有効投票数は98,227票で、前回の113,690票から15,463票(13.6%)も減っている。

ところが、今回は写真右にあるように、1位を都ファの現職が前回から票数を半減させてもトップ当選。2位を創価学会の組織票がある公明の現職が維持して、3位を立民の新人が当選した。次点との差はわずかで、共産の現職は6票で涙を流す結果となった。また、今回も2人を擁立した自民は共倒れとなった。

で、分析であるが、都ファの伊藤悠はもともと民主党の現職だったが、前回の都議選で都ファに鞍替えして圧勝。今回も知名度と小池都知事支持層を取り込んで当選することができた。2位の公明の斉藤泰弘は手堅い組織票で当選。ただし、今回はコロナ禍ということで公明(=創価学会)お得意の「友だち作戦」(F作戦ともいう)ができず、前回より2500票余も減らした。

そして、3位には激戦の末、立民の新人西崎翔が共産の現職里見定子を僅差の6票で競り勝った。これには選挙協力をした両党にとってほろ苦い結果になったのではないだろうか。2人があと500票づつ取っていれば、公明の斉藤を落とすことができたからである。もし、投票率が前回並であればその可能性はなくはなかった・・・。

最後に自民党は2回続けて共倒れとなった。4年後の都議選では必ず1人の候補者に絞るだろう。そして、今回の選挙で「自民党唯一の公認候補」と偽言活動を続けた鈴木隆道の政治生命は完全に断たれた。


金曜日, 7月 02, 2021

新版三人集 一蔵・市弥・小辰@内幸町ホール

昨日(1日)は内幸町ホールで開かれた「新版三人集 一蔵・市弥・小辰」を聞きにいく。一蔵は春風亭一朝門下。市弥は柳亭市馬門下。小辰は入船亭扇辰門下。3人とも学芸大学のチェロキー寄席(ただいま休止中)のレギュラーメンバーで私にとっては馴染みの落語家たち。

開演前に3人でトークをしてジャンケンで出演順を決める。その結果開演直前に来た小辰が“トリ”を。開口一番ならぬ“くいつき”を市弥が、“膝がわり”を一蔵が務めることになった。演目は下記の通り。

柳亭市弥   「ろくろ首」
春風亭一蔵  「笠碁」
入船亭小辰  「鰻の幇間」

市弥は一時イケメン落語家として脚光を浴びたが、本人は大酒飲みで全然イケメンではなくヘベレケらしい。そのせいか、久しぶりに聞く市弥は以前のような大人しくはなく軽妙ながらも大胆不敵。なんか1枚も2枚も剥けた感じで溌剌していた。

一蔵は競艇大好きのギャンブラー。体格からも分かるように豪腕でねじ伏せる落語が得意。「傘碁」でも噺で聞かせるというより顔で聞かせるという力技。昨今は華奢で真っ当な落語家が多いなか、彼のような体力自慢で無頼的落語家は貴重な存在。今後もどんどんまっくっていってもらいたい。

小辰は3人のなかで唯一正攻法の落語家。話し方も所作もすべて基本に忠実で、まったく隙がなくいずれは名跡を継ぎそうな大物感を漂わせる。ただし、それが長所でもあり短所でもある。今はもっと破茶滅茶さというか生意気さがあってもいいと思う。

市弥がマクラで言っていたが「力の一蔵、技の小辰、愛嬌の市弥」を体現した面白い落語会であった。9月にまた「三人集」が開かれる。楽しみである。