やっと旅の2日目に突入である。1日目を書くだけで3日も費やしてしまった・・・。
福光を9時05分に経ち、高岡で乗り換えて氷見に向かう。氷見へ向かう電車(氷見線)は忍者ハットリくんで彩られている。氷見は忍者ハットリくんの作者である藤子不二雄?(安孫子素雄)氏の出身。氷見の町なかにも忍者ハットリくんのカラクリ時計があったり、写真のようにキャラクターがあちこちに飾られている。
氷見は新湊と同じように富山湾にある漁師町で、その漁獲高は全国有数を誇る。氷見の魚というとブリが有名だが、夏の時期はなんといっても岩ガキである。ということで、行きつけの寿司屋と飲み屋に送る美味いものを求めて、まずは氷見港近くにある海鮮館に直行する。
海鮮館はいわゆる観光客相手の市場で、お土産屋、食事処、情報センター、遊覧船などがある。大型バスも停まるようで、館内は多くの人で賑わっていた。新湊にもこのような施設があれば、あのような閑散としたイメージはしなかっただろう。やはり、地方では車で来れるような集客能力のある施設がないとダメなのだろうかと思ってしまう。
海鮮館で岩ガキとさざえをクール宅急便で頼んでから、今度は潮風通りという商店街を中心に街中を散策する。そこで、見つけたのが氷見牛というノボリのある精肉問屋牛勝。
氷見は魚ばかりでなく牛も美味しいところである。氷見牛は一般的には知名度は高くないが、肉質、鮮度、脂肪交雑の三拍子揃っている。特に肉質は等級が最高位のA5にランクされている牛の比率が高く、この氷見牛は牛肉業者の間では知らない者はいないと言われている。氷見市のHPによると現在氷見では12戸の農家が、1,300頭の肉牛を愛情込めて育てていて、富山県一の産地になっている。
そんな美味しい牛をお土産に買わないわけにはいかない。値段は100g750円から1500円まであったが、750円のすき焼き用の薄切りを1kg購入して、宅配便で送ってもらう。後日それを自宅で食したのだが、いや〜もう凄いです。もう肉が口のなかで溶けます。これまで、日本各地のブランド牛を食べてきたが、間違いなく5本の指に入る逸品です。今度は写真にあるようなステーキ用のぶ厚い肉を食べてみたい。
そして、この日の昼食は牛勝のご主人に教えてもらったお寿司屋・鮨よし(中の橋店)で地のものランチ(2000円より)をいただいた。う〜ん、満足、満足、大満足。
写真上:忍者ハットリくんの郵便ポスト
中:牛勝
下:氷見牛(パンフ写真)
氷見観光協会
http://www.kitokitohimi.com/
海鮮館
http://www.kaisenkan.com/index.html
鮨よし
http://www.himi-sushiyoshi.co.jp/
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