
東海北陸自動車道が全線開通すると、名古屋から五箇山までは約2時間。富山までは約3時間で行くことができるようになり、富山県は完全に名古屋圏に取り込まれる。このことによって、名古屋でもその日の内に富山産の新鮮な魚介類が食べられるようになったり、美味しいお酒が飲めるようになる。一方で、富山には数多くの観光客が訪れるようになり、富山が「ミャーミャー」化するのではないかと思い(笑)、その前に行っておこうと考えた次第である。
さて、万葉線で海王丸パークまで行った後、昼食を取るべく新湊の寿司屋通りへ向かった。観光パンフレットによると、新湊には10数軒の寿司屋があり、さぞや活気があるのかなぁと思っていたが、実際はその多くの店が開いているのか、閉めているのか解らないような有様で、非常に閑散としている。観光客など私以外に誰も歩いていない。これは観光客用の大きな駐車場が近くにないのが一因ではないだろうか。
そんななかで、古い造りの「寿し竹」というお店に入ってみる。店内にはお客さんは誰もいなかったが、ネタケースにはおいしそうな地の魚が並んでいたので、ホッとする。そして、もちろん鮨も美味かった。なかでも、地でしか食べられない白海老、赤鯛が非常に美味しかった。値段は地ものおまかせランチ+赤鯛&マグロで2800円。ちょっとお高いランチになってしまったが、味は本当に言うことなしでおすすめのお店である。
ここで面白い話を聞いた。高校野球ファンならば知っていると思うが、新湊は20年前に「新湊旋風」を巻き起こした町である。そのために、ここでの高校野球熱は異常なほどで、高校野球が始まると、町をあげて人間が変わるらしい。それは県大会の初戦からで、新湊高校が登場すると漁師は漁そっちのけでスタンドにかけつけ、異様な熱気に包まれるそうである。

なお、新湊は「やまびこ打線」「さわやかイレブン」で有名になった池田高校のある徳島県池田町、甲子園で何度も名勝負をしたことがある箕島高校のある和歌山県有田市と一緒に「日本三大高校野球狂の町」と呼ばれているそうだ。

写真上:新湊の寿司竹
中:高岡の土蔵造りの街並み
下:洋館造りの富山銀行本店
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