昨日は新宿で23年前に解散した演劇舎螳螂の同窓会に参加した。
演劇舎螳螂は1976年に明治大学の学生だった小松杏里(私と血縁関係はない)大鷹明良らが立ち上げた劇団。寺山修司の流れをくむ劇団として前衛的な芝居を上演してきたが、80年代に入り『銀幕迷宮』『聖ミカエラ学園漂流記』などが評判をよび、80年代小劇場演劇を代表する劇団のひとつになった。
劇団には小劇場演劇のアイドル・美加理や原サチコ(今はドイツで活躍)など美少女が揃い、美少女たちが小劇場という小空間で演劇をする先駆けを作った。また、男性陣も大鷹明良をはじめ一癖も二癖もある俳優が多く在籍していた。
私は1983年から88年に解散するまで関わったのだが、それはそれは面白い5年間を一緒に過ごさせてもらった。私の芸術関係へのキッカケは小学校のときの音楽や高校時代のアングラ映画やアングラ演劇鑑賞だが、実際に現場に関わるようになったのはこの演劇舎螳螂が最初であった。その意味では私の人生に大きな影響を与えた劇団でもある。
ほとんどのメンバーと何年ぶりかの再会だが、なかには23年ぶりにあった人も何人かいた。それにしても、もう年齢的にはおじさんおばさんになっているのだが、みんなみんな信じられないくらい若い若い。特に女性陣の若さには驚愕だった。(笑)
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