先日、東京は雷を伴ったゲリラ豪雨に見舞われた。私が住む目黒区碑文谷も久しぶりの大雨が降り、少し面食らった。今回のゲリラ豪雨は東京全域および神奈川県に大雨をもたらしたが、しかし、目黒のある城南に比べて、もう少し北側の新宿・池袋に近い地域の方が雨はヒドかったようである。
私は1986年から2005年まで高田馬場に仕事場を構えていたが、その間に思ったことのひとつは、高田馬場の雨の多さである。私は目黒生まれの目黒育ちだが、同じ東京にありながら、高田馬場は目黒の2倍以上は雨が降るのではないだろうかと感じていた。
というのも、高田馬場や新宿で雨が降っているのに、渋谷や目黒では全然雨が降っていないことを何度も経験したからである。私はちゃんとした気象学や地理学・地形学を学んでいるわけではないが、池袋や新宿は秩父山系で発生した雲や雷の流れを受けやすいと考えている。そして、この流れは神田川沿いに進み、本郷から神田方面へ行っているように思われる。一方、渋谷や目黒はその流れから外れていて、どちらかというと奥多摩山系か丹沢山系で発生した雲や雷の流れを受けているような場所だと考えている。
ただ、先日の豪雨は南から吹き込んだ風が南下する前線に当たったことによる豪雨であり、それゆえに東京および神奈川など広い地域に大雨ももたらしたようである。
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