ところで、大相撲の土俵は小さくなかろうか。現在の大相撲の土俵は、一辺が6.7mの正方形に土を盛り、その中央に直径4.55メートル(15尺)の土俵ができている。この土俵の大きさ、実は1931年(昭和6年)4月の天覧相撲の際に、それまでの3.94メートル(13尺)からなぜか一挙に2尺も広がった。
しかし、その1931年からすでに84年経っている。その間に力士の体格は飛躍的に大きくなった。いまや幕内力士の平均身長は185cm以上体重150kg以上である。これはあのもの凄く大きく見えた大横綱大鵬の187cm153kgとほとんど変わらない。こうなると、現代の土俵がどうしても小さく狭く見えてならない。
相撲協会はそろそろ土俵の大きさの改定を考えはじめてもいいのではないだろうか。
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