日本マイクロソフトが社員向けに、岩手、宮城、福島の3県へ旅行すると最高で6万円を補助する制度を設けた。これは被災地復興支援と同時に、節電対策にもなる一石二鳥の企画だそうである。そのために、この制度は電力使用制限令がかかる9月22日までで、平日を2泊以上含む旅行が対象とのこと。
非常にいい制度である。他の企業もぜひとも追随してほしい。ご存知のように、現在の東北の観光客減は著しいものがある。それは仕方がないことかもしれない。しかし、被災地が復旧復興していくには観光は必要不可欠である。
できれば、こうした補助制度は会社だけではなく、すでにリタイアしているシニアに対する補助も行ってほしい。例えばJR東日本は「大人の休日倶楽部」会員限定や期間限定ではなく、シニア向けに東北6県に関してはいつでも格安にいける割引チケットを発売することはできないのだろうか。東北のレンタカー会社もシニアに対する割引を設けることはできないのだろうか。また、西日本から東北への飛行機は格安にするとか、いくらでも方策はあると思うのだが。
企業が補助金制度を設けて東北観光を促すことは素晴らしいことだが、観光客としてもっとも需要の多いのは若い世代よりもシニア世代である。そして、こうした世代の方がお土産を買うなり落とすお金も大きいのだから、JR東日本をはじめ旅行会社は今後ぜひとも企業努力してもらいたい。
被災3県旅行に6万円補助 日本マイクロソフトが社員に
http://www.asahi.com/business/update/0802/TKY201108020695.html
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