水曜日, 3月 10, 2021

東京の陽性者数は完全に下げ止まり

東京の陽性者数は完全に下げ止まりになった。緊急事態宣言が2週間延長されたものの、2週間先も小池都知事の目標でありそうな週単位で陽性者数を1000人以下にすることは無理であろう。というのも、3月中にワクチン接種が受けられるのは医療従事者だけで、クラスターが多く発生する介護施設の高齢者やその従事者が受けられるのは4月以降になる。つまり、まだ1ヶ月以上クラスターが発生する危険性が消えないのである。そして、何より感染者が最も多い20代30代がもう我慢できない状態になっている。

先日の日曜、万馬券をとった祝勝会を行ったのだが、その日の午後5時前後の地元商店街の人の多さにはびっくりした。我々が入ったお好み焼き店も次々とお客が入ってきて午後6時前には満席になった。日曜はやはり外食をしたいという思いが強くなっているのである。飲食店側もこれまでは週末2日しか営業しなかった店が4日間営業にしたり5日営業に切り替えている。もはや外食を止めることはできないだろう。

こうなったら、とにかく検査の徹底化で無症状感染者を探し出すしかない。政府や東京都もやっと検査を徹底化すると言いはじめた。1年経ってである。PCR検査抑制論は完全に破綻した。とにかく医療施設、高齢者施設で働いている人は無論のこと、出入りの業者、関連企業など分かる範囲内の人を徹底検査をする必要がある。また学校関係者も検査してもらいたい。他にも鉄道、バス、タクシー、宅配便など接客業を伴う運転手への検査も必要だ。とにかく無症状感染者を探し出して、無症状のままで完治させる必要がある。

あとは個々の自覚しかないのだろう。一都三県民は朝起きたら必ず検温して、体温が37度以上ある場合は通勤通学を止めるとか。微熱であろうと体調が芳しくないと思ったらとにかく出社登校はしないことだ。そして、徹底した検疫体制を取るしかない。それでも東京の陽性者数が週1000人以下になるのは4月以降になるような気がする。しかし、政府も東京都も重症者や病床数が減ったという理由と東京オリンピックの聖火リレーのために21日で解除するだろう。




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