月曜日, 3月 01, 2021

126年ぶりの日照時間の長さ

東京の2月は冬空で快晴の日が多いと思いがちだが、過去10年(2011年〜2020年)の日照時間平均は163.3時間で200時間を突破した年は1度もなかった。ところが、今年2月の日照時間は214.9時間もあった。

2月に210時間以上の日照時間があったのは2008年の214.8時間以来であが、2008年は閏年で29日ある。閏年以外で210時間以上あった年はいつだったかというと、なんと1895年(明治28年)の235.0時間以来である。この1895年の記録は閏年を含めても最長。つまり、今年の記録は閏年以外では1895年に次ぐものとなり126年ぶりの記録になる。

日照時間が長いことはコロナ対策にはいいが、逆に乾燥するので火事に注意しなければならない。足利の山火事などはやはりこうした日照時間の長さが影響したと思われる。そして、3月も日照時間が続くのかと思われるが、長期予報では3月は雨が多い見込みだとか。花粉を抑えるためにも3月は雨が降ってほしいが、ただし気持ちとしはほどほどにしてほしい。



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