JR東日本は東京-新青森駅間の「東北新幹線全線開業1周年」を記念して、12月の土曜・休日の連続する2日間に限り、JR東日本全線および、青い森鉄道、いわて銀河鉄道、北越急行、伊豆急行の各線の普通車自由席が乗り降り自由という「東北応援パス」を発売している。
値段は大人が9,500円、子供が4,000円で、これとは別に特急券を買えば新幹線や特急も利用できる。この「東北応援パス」は従来の「ウイークエンドパス」を拡張したもので、これによって岩手県、秋田県、青森県などへかなり安く行けるようになる。
例えば、東京〜新青森間を往復した場合、「東北応援パス」と新幹線特急券の組み合わせると、平日より8,260円安くなるという。また、先日私が訪れた釜石にしても5,000円以上は安くなると思われる。
できれば、こうした「東北応援パス」は12月だけに限ることなく、来年3月や4月にも行ってもらいたい。そうすれば、観光客だけでなくボランティアの人も使いやすくなるだろうし、私がテーマにしている被災地への観光“客”も増えると期待できる。一方で、被災地の人もこのパスを使えば、少し息抜きのために東京や関東に住む親戚のところに行きやすくなるのではないだろうか。また、「大人の休日倶楽部」では4日間乗り放題のパスを是非とも発行してほしい。そして、同様のパスをJR各社にも広まれば、東北の復興が少しでも早くなるに違いない。
ちなみに、このチケットの購入は利用日の1カ月前から当日までで、販売場所はJR東日本のみどりの窓口とびゅうプラザや主な旅行会社にて。
JR東日本:おトクなきっぷ「東北応援パス」
http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=1785
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