木曜日, 4月 04, 2013
ダルビッシュも凄いが野茂も凄かった
私のちょっとした自慢のひとつに野茂英雄が日本人メジャーリーガーとして初の完封勝利をした試合をライブで観たということがある。
1995年野茂英雄は単身アメリカに渡り、ロサンゼルス・ドジャースと契約。5月3日のジャイアンツ戦でメジャーデビューを飾るものの1ヶ月ほど勝ち星は得られなかった。しかし、6月2日のメッツ戦でメジャー初勝利を上げてからは野茂の快進撃が始まった。いわゆる「トルネード旋風」である。
ということで、私も急遽ロサンゼルスに飛び、6月24日の対ジャイアンツ戦を観戦した。この日の野茂はフォークボールが面白いように決まり、奪三振13という快投で初の完封勝利を得た。
このとき、私は球場で背番号16の「野茂Tシャツ」を8枚お土産のために買って帰ってきたが、そしたら友人に「なんで100枚買ってこないんだ」と言われた。というのも、あのとき「野茂Tシャツ」は日本では売られてなく、多くの偽物が流通していて、ホンモノは1枚が5,000円や10,000円で取引されていたのである。(苦笑)
先日、ダルビッシュ有が完全試合まであと一人というところで大記録を逃してしまったが、野茂英雄は両リーグでノーヒットノーランをやっている。この記録を達成したのはサイ・ヤング、ジム・バニング、ノーラン・ライアンという偉大な投手たちだけで、野茂はその4人目として名を連ねている。
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