最近なぜか「スポーツに精通しているのに、どうしてゴルフをしないのですか」と聞かれる。
まず初めにスポーツに精通しているといっても、私が精通というかよく観ているのは主に団体競技ばかりで、個人競技に関してはテニスと相撲以外はあまり見ない。ゴルフにしても他に観るものがない時に観るぐらいで、積極的に観たいとは思わない。
それでは、なぜゆえにゴルフをしないのかといえば、理由は幾つかある。まず第一にアメリカにいた時に、知人たちにいきなりアップダウンの激しい山岳コースへ連れて行かれ「なんて面倒なスポーツなんだ」というトラウマができてしまったからである。
次にゴルフは仕事に全く関係がなかった。出版業界でゴルフをするのは営業マンぐらいで、編集者たちはまずゴルフをすることがない。というより、出版界にゴルフ好きという人はほとんどいないし、不規則な生活をしている者がゴルフをするなどという環境に全くなかった。
第三に会社社長をしていた伯父が大変なゴルフ好きで、おそらくそのせいで亡くなっている。ゴルフ場で亡くなったわけではないが・・・。周知のことかもしれないが、ゴルフ場で気分を悪くする人は非常に多い。ゴルフ場は救急車やドクターヘリの出動回数が多い場である。なぜならば、ゴルフというものは数人でプレイするが「自分が休むと他のメンバーに悪い」とかいって、体調が悪いにもかかわらず無理をしてプレイする人が多いからだ。
他にも早起きが嫌いだからとか、30代後半にして老眼になってしまったとか、交際範囲が狭くなるとか、土日は競馬に興じたいとか、いろいろな理由が私にはある。
ということで、ゴルフは私には縁がないスポーツである。
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