そこに東京音楽大学がやってくることになった。
この土地はもともとは公営住宅を建設するために1995年に東京都と目黒区がJRから買い取ったものだが、目黒区の財政破綻のために計画が頓挫してしまい、20年にわたって荒地と化していた。で、結局、今年になって「上目黒一丁目地区プロジェクト」なる事業公募を行い、4団体が応募。そして、審査の結果、東京音楽大学へ77億7千万円で売却をすることになった。
東京音楽大学の計画では、地上3階地下1階建ての建物を建て、音楽ホール、学生食堂、カフェ、図書館、ショップなどは地域に開放するという。また、目黒区と防災協定を結んで、災害時には避難者の受け入れに協力するなどとなっている。大学側は年内に基本契約を結び、来年には着工を開始して、2018年度内にキャンパスを完成させる予定でいる。
敷地は中目黒から徒歩5分という立地にあるので、今後はこの音楽ホールも演奏会などに活用されそうである。また、中目黒という立地条件からすると、受験者数および入学者数の増加も予想される。それにしても、77億7千万円払える東京音楽大学はお金持ちである。
「上目黒一丁目地区プロジェクト」事業予定者を決定しました
http://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/keikaku/torikumi/kamime1pj/jigyouyoteisyaketti.html
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