さて、シジミと云うと、その生産地は宍道湖のある島根県が全国一と思われるが、実はここ最近は青森県がトップだった。しかしながら、農水省の平成26年漁業・養殖業生産統計によると、昨年の全国のシジミ漁獲量は9,802トンで、第1位は島根県で3,622トン。第2位は青森県は3,350トンで、島根県が4年ぶりに日本一に返り咲いた。ちなみに、第3位は茨城県の828トン、第4位は北海道の812トン、そして、第5位はなんと東京都の467トンだった。
島根県は以前はコンスタントに何万トン以上の漁獲量を誇っていたが、しかし2010〜2012年は以前の半分ほどに減り、2011年から3年続けて青森県に首位の座を譲っていた。加えて価格も3年間で6割にまで落ち込んだ。漁獲量が落ちた原因は餌となるケイ藻の減少と言われているが、本当の原因はまだ定かではないようである。
さて、問題のシジミの味であるが、宍道湖のシジミは小ぶりのものが多い。そのために、宍道湖産のシジミはエキスはよく出るものの、身を食べられないという不満がある。大きいのは東京に来ないのかもしれないが。一方で青森県産(十三湖と小川原湖)のシジミは大きいうえにエキスもよくでる。特に十三湖産のシジミは美味しい。
ということで、私にとってはシジミは青森県産にかぎる。といっても、茨城県、北海道、東京都産のシジミはまだ食べたことがないが。w
0 件のコメント:
コメントを投稿