月曜日, 6月 22, 2015

朝鮮半島に雨が降らない

日本で報道される韓国関連のニュースとなると、最近はMERSばかりである。しかし、その韓国(および北朝鮮)でMERS並もしくはそれ以上に深刻な事態に陥る可能性がある。干ばつである。

日本では東北地方を除いてすでに梅雨入りをして、南九州を中心に各地に雨が降っている。一方で、朝鮮半島の中部から北部にかけては、このところ雨がほとんど降らない状態が続いている。もともと朝鮮半島は7月および8月の降水量が多いところであるが、6月もある程度の雨が降る。

ところが、今年は梅雨前線が日本列島の南側にどっしりと停滞していて、先にも書いたように東北地方はいまだに梅雨入りをしていない。東北地方の梅雨入りは平年だと南部が12日ごろ北部が14日ごろなのだが。このように梅雨前線の活動が例年よりスローである。ということで、朝鮮半島では干ばつの恐れがでてきたのである。

北朝鮮の今年1月〜5月の降水量は、例年の約70%と言いわれ、稲作の耕地面積の30%以上の13万6200ヘクタールで稲が枯かれ始はじめていると伝えられている。そして、北朝鮮国営テレビでは「干ばつに負まけないで頑張がんばろう」とキャンペーンが行われ、潅水工事している様子を放送しているという。また、国営通信社は稲の代用食品になる食物を植うえているとも伝えているという。

北朝鮮の干ばつによって日本や韓国が妙なとばっちりを受けないことを願うばかりである。

韓国で干ばつ深刻 一部地域では観測史上最低の降水量
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/06/16/2015061601466.html

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