先日書いた「状況分析」に続いての結果分析です。まずは結果は下記の通り。
若宮健嗣 自由民主党 101,314票 41.15% 【当選】
手塚仁雄 立憲民主党 99,182票 40.28% (比例復活)
福田峰之 希望の党 45,737票 18.57%
三つ巴の戦いでなく自民若宮 vs 立憲手塚の戦いとなったが、希望福田が意外に健闘したとも言える。これは自民および立憲への批判票というか、小池好きがかなりいるという証でもあろう。
若宮はやはり選挙上手であった。創価学会をはじめ数多くの宗教団体、商工会(商店街)、町会などをしっかり押さえていて、演説では聴衆がほとんどいないにもかかわらず、予想通り10万票を獲得した。
一方の手塚は選挙下手であった。共産党の3万票をもらっても10万票に手が届かなかった。手塚はFacebookのアカウントを持っているが、Twitterのアカウントを持っていなかった。今回の選挙でTwitterの速効性、拡張性が威力を発揮したのは周知のことであるが、手塚はそれに全く手をつけなかった。蓮舫、野田佳彦、枝野幸男ら何人も応援演説に来たにもかかわらず、Twitterのアカウントを持っていなかったために、うまく宣伝することができなかった。加えて、彼は相変わらずの演説下手でもある。早稲田大学雄弁会出身なのに。
私は立憲民主党に最初に寄付をした922人の1人だが手塚には失望した。比例区でいくら復活して国会議員になれたとはいえ、地域にほとんど根を下ろさず、また浮動層をも把握できていないようでは、次の選挙でも勝つことはできないであろう。東京5区で自民党を下すには、蓮舫に登場してもらって、手塚は比例区へ回ってもらうしかない。
0 件のコメント:
コメントを投稿