参議院選挙・東京選挙区の主な立候補予定者は下記の人たち。
中川雅治 自民党 現 ◎
朝日健太郎 自民党 新 △
蓮舫 民進党 現 ◎
小川敏夫 民進党 現 ◯
竹谷とし子 公明党 現 ◎
山添拓 共産党 新 ◎
田中康夫 お維新の会 元 △
三宅洋平 生活の党 新 △
増山麗奈 社民党 新 △
高樹沙耶 新党改革 新
小林興起 国民怒りの声 新
東京選挙区は今回から定員が5から6になった。その恩恵を得るのは間違いなく共産党で、公認候補の山添拓は60万票くらい取って当選であろう。一方で、割を食いそうなのはみんなの党から当選した松田公太だったが、党が消滅したことからか政界引退とか言って撤退してしまった。
自民党は3年前の選挙で167万票を取った。今回はその票数が減るとしてもうまく2分できれば2人当選できる。中川雅治は商工会、町会などの組織票があり100万票以上は固いだろう。しかし、乙武洋匡の代わりに立候補した朝日健太郎は乙武ほどの知名度はなく、組織票といえばスポーツ関係者(体育教師、スポーツ企業など)しかなく、当選ラインの50万票を得られるか微妙である。
民進党の蓮舫は前回選挙では171万票でトップ当選だったが、今回はせいぜい120万〜130万票ぐらいだろう。一方、小川敏夫は前回選挙で69万票を獲得しているが、今回は当選ラインの50〜60万票ぐらいではなかろうか。
公明党は創価学会の組織票で当選間違いなしである。願わくば前回選挙での得票数79万票を下回ってほしい。共産は定数増の恩恵を受けて当選だろう。6年前の選挙では小池晃が55万票取っているし、3年前の選挙でも吉良佳子が70万票獲得して当選している。今回もほぼ同数の票が見込めるだろう。
ということで、中川雅治、蓮舫、竹谷とし子、山添拓の4人は当選確実。小川敏夫は当選圏内という感じで、残る1議席を朝日健太郎と他の候補(田中康夫、三宅洋平、増山麗奈)が競いあう形になるのではないだろうか。
田中康夫は知名度はあるが、残念ながらもはや旬の名前ではない。また支援母体のおおさか維新の会は東京では印象がさほど良くない。橋下徹が応援演説に来ても影響力はない。3年前の選挙では維新の会が小倉淳で41万票獲得しているが、今回は40万票いくかどうか疑問である。
三宅洋平は無名であるが山本太郎(前回66万票獲得)と二人三脚選挙を行うので面白い存在となるだろう。ただ、髭ヅラは印象が良くない。選挙で外見は大事である。髭を剃ってないようではミュージシャンの片手間に政治を行うのかと思われるからだ。田中康夫同様に40万票獲得がいいところではないだろうか。社民党の増山麗奈はどれだけ女性票を取れるかがカギとなるだろうが、東京での社民党の票数は15万〜20万ぐらいしかないのでかなり苦戦をしいられるだろう。
この他にも高樹沙耶、小林興起幸などが立候補しているが20万〜30万票獲得できるかがいいところで、当選ラインと予想される50万票には遠く及ばないだろう。
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