金曜日, 7月 21, 2023

不忍池に野球場!? 神宮外苑再開発は同じ穴のムジナ

戦争中、上野の不忍池は食糧不足を補うために一面水田だった。それが再び池として再生されたのは終戦から5年経った1950年のことであった。その間に池を復活させるのではなく、そこに8万人収容の野球場を作ろうという計画が立てられていた。しかし住民の猛反対にあい頓挫。この計画を主導したの正力松太郎(読売新聞社主)であった。

そして今日、神宮外苑の再開発を三井不動産主体でおこなおうとしている。これは不忍池の野球場計画と「似て非なる」ものか、それとも「同じ穴のムジナ」なのか。どちらなのだろう・・・。

不忍池野球場計画は明らかに自然破壊であり、アメリカ進駐軍に媚びる商業主義的なものだった。一方で、神宮外苑整備計画はスポーツ施設の再建計画なので何の問題もないように思える。しかし、その実態は数多くの木々を伐採するなどの自然破壊であり。3棟の高層ビルを建てるなど明らかに商業主義優先計画である。

こんな自然破壊と商業主義の計画は絶対に許してはならない。




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