金曜日, 3月 09, 2007
JR東日本の新幹線および特急列車がすべて禁煙に
3月18日のダイヤ改正からJR東日本の新幹線および特急列車(一部を除き)はすべての車輌が禁煙になる。長野新幹線はすでに全面禁煙だったが、これにより東北新幹線、秋田および山形新幹線、上越新幹線が完全禁煙となる。また、寝台特急を除く「踊り子」「あずさ」「スーパーひたち」などの在来線の特急も全面禁煙となる。ただ、東海道・山陽新幹線はJR東海および西日本の管轄なので、禁煙にはならない。ただ、そう遠くない日に禁煙になるだろう。
これって結構大きなニュースかもしれない。
私がタバコをやめて15年以上たつが、喫煙しているときでも新幹線や特急列車のような密室状態でのあの匂いと不透明感な煙害はとても耐えられず、禁煙車を利用していた。それほど新幹線や特急は換気能力はなく、不健康そのもの列車なのである。
加えて、連結された喫煙車と禁煙車の間では、扉の開閉によって煙や匂いが流入するので、タバコを吸っている時代から、新幹線は全面禁煙にするべきだと思っていました。10時間以上乗ることもしばしばある飛行機はもう10年以上前から全面禁煙になっているのだから、新幹線がこれまで全面禁煙を行わなかったのは時代錯誤も甚だしかったのです。
現在日本の成人男性の平均喫煙率は45.8%で、成人女性の平均喫煙率は13.8%だそうです。これは先進諸国でも男性は2倍近い高さで、女性は半分以下だそうです。
今回のJR東日本の禁煙措置によって、直接的に日本の喫煙率が低下することはないだろうが、受動喫煙が減るという点では朗報である。いずれすべての公共機関および公共建物では禁煙の時代がやってくるだろう。そうなると、いずれ「禁煙法」なんていう言葉が登場するに違いないが、これには私は断固反対する。
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