先日、京都に住んでいる人と話をする機会があった。そのときに「京都には妖怪がいっぱいいるんです」という話になった。確かにいる。舞妓さん、芸妓さん、お姐さん、女子学生、おばさん・・・いっぱいいる。京都という街へ人を呼び寄せようとしている妖怪は確かに多い。
そして、こうした妖怪たちに誘われて、東京などから日帰りで行く「来ようかい」だの、京都でちょっと仕事をしたいという「雇用かい」もいるそうだ。ただこうした妖怪はまだまだ妖精であり可愛いものだそうだ。
京都の本物の妖怪は宗教で生業をたてている。こうした妖怪は本来ならば俗界から離れて、慎ましやかな生活しなければならないはずなのに、お寺というお金がなる木に住んでいるために、高級外車を乗り回したり、別荘を持っていたりするらしい。困ったものである。
そんな妖怪だらけの町には、もうひとつ京料理という魔物もある。そろそろその魔物を食べに行きたくなってきた。(笑)
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