人間、誰しも不得手なものがいくつかある。私がその不得手にしているひとつが、エレベーターの開閉表示を咄嗟に見分けることだ。
現在の日本のエレベーター開閉表示には下記のように3つのタイプがある。
「開」「閉」 「◁|▷」「▷|◁」 「|←→|」「→||←」
しかしながら、この3つはすべて私には解りにくい。ドアが閉まりかけているとき、誰かが乗ろうとして開けてあげようと思ったのに、右側のボタン(つまり「閉」)を押してしまうことがしばしばある。こういう経験は誰もがあるだろう。
そもそも「開」「閉」という表示は同じ門構えの漢字のために見分けにくい。また「◁|▷」「▷|◁」にしても「|←→|」「→||←」にしても、一瞬の判断で見分けるのが難しい。というよりも、視覚的感覚からいうと、「◁|▷」「▷|◁」などは右側の方が開くという風に見えてしまう。
それゆえに、今後のエレベーターの開閉表示は、「◁|▷」「▷|◁」もしくは「|←→|」「→||←」マークのしたに、必ず「Open」「Close」もしく「ひらく」「とじる」という言葉を入れて、マークと言葉の二重表示にしてもらいたい。すでにこのような表示のエレベーターはあるようなのだが、これからの高齢者社会を考えると、安全重視のためにもぜひともお願いしたい。
押し間違いしない!! エレベーターの開閉ボタン
http://www.geocities.jp/shuuchan56/kaiheibutton.html
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