庄内は米どころであり、酒どころである。そこで、今回の庄内の旅では鶴岡市内にある地酒専門の「佐野屋」へ行き、私の行きつけの飲み屋に送るべく日本酒(純米酒もしくは特別純米酒)をセレクトした。
この「佐野屋」の店主・佐野洋一さんは利き酒師の上位資格である「日本酒学講師」の資格を習得していて、3年前に行われた第2回世界利き酒師コンクールの日本代表5名のなかに選ばれているという、プロ中のプロの方である。
ということで、ここで佐野さんといろいろ相談の上、写真にある4本の日本酒を買い、それを行きつけの飲み屋に送った。そして、先日その飲み比べを行ったが、その感想は以下のようなである。
◎羽前白梅(山形県鶴岡市 羽根田酒造)
吟醸酒のような淡麗でフルーティな舌触り。あまり日本酒に馴染みのない人におすすめ。
◎杉勇(山形県遊佐町 蕨岡酒造場)
辛口でガツンとくる男の酒。米の香り、木の香り、何もかもその香りが強烈である。飲兵衛にはたまらない逸品。
◎楯の川(山形県酒田市平田町 楯の川酒造)
辛くもなく甘くもなく、淡くもなく濃くもなく、主張がないお酒だが、魚料理などの和食にフィットする。バランス感覚の優れたお酒である。
◎白露垂珠(山形県鶴岡市羽黒町 竹の露合名会社)
口当たりは柔らかいが、喉ごしのときに刺激がたまらない。このお酒は美味い。
やまがたの地酒「佐野屋」
http://sano.tyo.ne.jp/
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