2日から4日まで私のルーツである酒田市や、庄内藩の居城があった鶴岡市などがある山形県庄内地方へ行った。
今回は庄内空港からレンタカーを使って、庄内平野を駆け巡ったのだが、まず驚いたことに、タイトルにも書いたように、東京では当たり前のように走っているベンツやBMWが走っていないのだ。それどろころか、外車が全然走っていない。私は3日間で255キロほど運転したのだが、その間に一台も外車を見かけなかった。見過ごしていたのかもしれないが、自分の視界のなかにベンツやBMWのマークが入ってこなかったのである。今、思うとちょっと驚きである。
また、数多くの観光地を訪れたが、駐車場に停まっている車のナンバーは東北ナンバーばかりで、関東や関西のナンバーをほとんど見かけなかった。これは東北自動車道につながる山形自動車が全線開通していないからであろう。それゆえに、地元の人も観光客もみんな素朴というかのんびりしている。久しぶりに車を運転したのだが、それでも時計の針が進むのが遅いというか、時間の流れをゆっくりしていると感じざるをえなかった。ベンツやBMWが必要ないところである。
あと、余談になるのが、道路整備は酒田市が非常に優れているのに対して、鶴岡市は城下町というせいもあるが道路整備が良くない。これについて、鶴岡の人に聞いてみたところ、「酒田は昔も今もお金をもっているし、計画性のある人たちなんですよ」という答えであった。やはり「本間様には及びもせぬが、せめてなりたやお殿様」のようである。
写真上:庄内空港
中:山居倉庫
下:庄内藩校・致道館
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