昨年、全ザ・ビートルズ作品を最新リマスター盤にしたBOXセットが売られて話題になったが、今回はそのベストアルバムである。「赤盤」にはデビュー曲「ラヴ・ミー・ドゥ LOVE ME DO」をはじめ、「イエスタデイ YESTERDAY」「ヘルプ! HELP!」「イエロー・サブマリン YELLOW SUBMARINE」など1962年から66年までの初期の代表曲26曲を2枚組で収録。「青盤」には「愛こそはすべて ALL YOU NEED IS LOVE」「ヘイ・ジュード HEY JUDE」「レット・イット・ビー LET IT BE」など1967年から70年までの代表曲28曲が同じく2枚組で収録されている。
「赤盤」はちょうど音楽に目覚めた小学生時代に聴いた曲ばかりで、「青盤」はちょうど中学から高校にかけて聴いた曲ばかりである。私が最初に買ってもらったレコードは、日本でのザ・ビートルズのデビュー曲「プリーズ・プリーズ・ミー PLEASE PLEASE ME」(裏面が「ラヴ・ミー・ドゥ」)で、その後も「シー・ラブ・ユー SHE LOVES YOU」「抱きしめたい I WANT TO HOLD YOUR HAND」などを買った。もちろん、それらのレコードは今でも大事にもっている。
ポール・マッカートニーが脱退宣言して事実上の解散をしてから40年。ジョン・レノンが凶弾に倒れてから30年。今昔の感は否めないが、ザ・ビートルズの音楽は永遠である。
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