ニュージャージー州の貧しい町で生まれ育った4人の若者たち。マネージメントに長けるトミー、天性の歌声をもつフランキー、低音の魅力のニック、そして作曲能力のあるボブ。そんな4人がスターダムにのし上がりヒット曲を連発するが、1人のメンバーの借金がもとで分裂していく・・・。なんか極ありきたりなストーリーかもしれないが実話。
そんな話を監督のクリント・イーストウッドは決して手のこんだ演出や映像は使わないものの、名曲を絡ませながらテンポよく魅せていく。そして、ラストは「これぞミュージカル」といった感じで全出演者が登場して、フォーシーズンズの音楽がビートルズが登場する前の一時代を築いていたかを教えてくれる。
平日の昼間に観たせいもあってか、映画館のなかはシニア世代ばかりで若者はほとんどおらず、ちょっと閑散としていた。この映画、本当は多くの若者に観てもらいたい気がするのだが、今の若者は洋画より邦画を観る傾向があるという。彼らにとってはこうした青春映画は必要ないのだろうか。ある意味『ウエストサイド物語』並に面白い映画だと思うのだが・・・。
ちなみに私はもう1回観に行くつもりでいる。
ジャージー・ボーイズ
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