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ジビエと言っても大きく分けて2つある。国産物と輸入物である。国産物は主に獣系が主体で猪、蝦夷鹿、熊、ウサギなどである。これは江戸時代にあった「ももんじ屋」という猪、鹿、馬などを食べさせたお店の伝統を受け継いでいる(明治以降は猟銃が普及して鳥類も獲るようになるが)。一方、輸入物は鳥類が主体で、鴨、シギ、キジ、ウズラなどである。ということで、ほとんどのフランス料理店で出すジビエは鳥類である。そして、今回いただいたのはなんと雷鳥。
で、この日いただいたメニューは下記の通り。
・きのこのポタージュ
・サンマと秋なすのゼリー寄せ
・スコットランド産雷鳥のロティサルミソース
・バケット
・フォアグラのリゾット
雷鳥の肉は歯ごたえ十分でしっかりした筋肉質。歯が悪い人は噛み切れないかもしれない。味はコクがあり濃厚である。たまらないのが肝。少し苦味があるがさらに濃厚な味で、シャンペンや赤ワインにはマッチして飲兵衛には堪らない。
雷鳥は希少なものだからなかなかお目にかかれない。しかし、ジビエ好きならばチャンスがあれば食べるのも一考である。ただし、お酒がかなりすすみますよ。(笑)
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