水曜日, 3月 09, 2016

巨人に「1年間対外試合禁止」処分を科すべし

何年か前に居酒屋で「“巨人の100の犯罪(つみ)”という本でも書いたら、売れるだろうなあ」という話題で盛り上がったことがある。長嶋を南海からの横取り、江川の空白の1日、早稲田行きだった桑田の指名、学生だった一場への金銭授与、小久保の無償トレード、原辰徳の暴力団への1億などなど、巨人の歴史は栄光ではなく疑惑・問題・事件まみれの歴史なのである。

そして、野球賭博である。

清原の覚せい剤使用も酷いが、今回の野球賭博は言語道断である。これはもはや個人の問題ではなく、組織の問題である。巨人がこのように事件問題を発生させるかといえば、それは一に読売新聞という親会社が悪いに決まっている。そして、それを容認している巨人ファンにも問題がある。特にナベツネのご機嫌取りともいうべき、財界の傲慢な連中が名を連ねている「燦燦会」はその最たるものである。

ネット上には「巨人は解散しろ」という声が飛んでいるが、それでは真面目にやっている選手たちは可哀想である。それゆえに、プロ野球機構は巨人に対して1年間の出場停止処分を科した上で、所属選手を自由契約状態にして、1年間練習試合をするなり、他のチームにレンタルするなり、アメリカの独立リーグでプレイするなり、個々の選手に自由な身分を与えるべきである。

もし、このような1年間出場停止処分を科せられないならば、プロ野球機構は読売新聞に対して球団を売却する勧告を行うべきである。それすらできないようならば、プロ野球機構も巨人と同じ穴のムジナの甘い体質である。

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