火曜日, 7月 23, 2019

「戦略的投票」の結果報告と簡単な総括

今回の参議院選挙で私が推奨した「戦略的投票」の結果報告と簡単な総括です。

北海道 畠山和也(共) 落選
埼玉  伊藤 岳(共) 当選
千葉  浅野史子(共) 落選
東京  山岸一生(立) 落選
神奈川 浅賀由香(共) 落選
静岡  徳川家広(立) 落選
大阪  亀石倫子(立) 落選
兵庫  安田真理(立) 落選
広島  森本真治(無) 当選
比例  山本太郎(れ) 落選

私がブログなどで推奨した「戦略的投票」の結果は、当選が埼玉、広島の2人、落選が北海道、千葉、東京、神奈川、静岡、大阪、兵庫、比例の8人だった。結果的(数字的)には惨敗だった、だが、その要因なども分かりはじめて、「戦略的投票」は決して無駄な選挙戦術ではないことがよくわかった。

北海道は当初からかなり難しいと思っていたが、埼玉で共産党の候補者が当選したことは「戦略的投票」の結果の1つとしては大きい。一方で、千葉では立憲の票が共産に少しでも流れていたら、自民党2人の当選を阻止できただけに非常に悔しい。東京は立憲民主党が2人当選すると思っていたが、思いのほかれいわ新選組の候補者が票数を獲得したり、終盤に読売新聞の出した揺動記事によって立憲支持者内部に混乱をきたしたことによって2議席を確保することができなかった。残念だ。

神奈川は正直呆れた。とんでもない風見鶏で賞味期限切れの元知事が当選するとは信じらない。どうやら自民票が流れたようだ。自民もしっかり「戦略的投票」を行なっている。静岡は現職の地盤の強さに驚かされた。もう少し善戦するかと思ったのだが・・・。大阪は立憲と共産が競合してしまい、結局は共倒れになった。兵庫は知名度が浸透していなかったにも関わらず善戦だろう。広島は自民党の仁義なき闘いを尻目にトップ当選。素晴らしい。

そして比例の山本太郎だ。れ新は当初は全国で300万票は無理としても250万票は取るのではないかと思ったが、それでも200万票を越して224万票余を獲得して特定枠の2人を当選させた。これはこれまでの選挙では考えらなかった画期的な成果で、次の衆議院選挙に繫がる結果となった。次はどんな候補者をどのような選挙区、比例区から出すのかが楽しみである。ただし、野党の分断を許すと与党が有利なってしまうので、その点は留意してもらいたい。

いずれにしろ、私が「戦略的投票」で推奨した候補者には次の衆議院選挙もしくは3年後の参議院選挙を見据えた準備をしてもらいたい。そして、野党各党は今回以上に選挙協力を推し進めていってもらいたい。

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