金曜日, 3月 03, 2023

長崎・小倉旅行(西九州新幹線の巻)

今回の旅の目的の一つに長崎から小倉まで、西九州新幹線(長崎新幹線)、リレー号、九州新幹線に乗ることだった。まず長崎から「かもめ号」に乗ったが、これはさすがに新しいこともあり、揺れもほとんどなく非常に快適。あっという間に武雄温泉に着いてしまった。次のリレー号はもちろん在来線を走るためにガタンゴトンガタンゴトンで、吉野ヶ里遺跡など佐賀平野の景色を見ながら駅弁を食べた。続いて新鳥栖から小倉までは九州・山陽新幹線の「さくら号」に乗るが、こちらは普通の新幹線という感じで、100%近い乗車率で正直味気がなかった。

さて、そんな新幹線に乗って思ったのが「佐賀人が歩いた後はペンペン草も生えない」という言葉である。長崎を訪れていて驚いたのはこの「佐賀人が歩いた後はペンペン草も生えない」という言葉を3回も聞いたことです。

関東にも「甲州商人の通ったあとはペンペン草も生えない」なんて言葉があります。これは山梨県人のケチやセコさを表現している言葉といわれていて、実際に金銭トラブルが多いのは統計的には山梨県人だそうです。しかし、佐賀はそんなに金銭トラブルはさほどない。

それではなぜ「佐賀人が歩いた後はペンペン草も生えない」という言葉が長崎で多く聞かれたかとういうと、どうやら佐賀(鍋島藩)は江戸時代から倹約を奨励していた藩で、それが長崎や諫早など鍋島藩に知行を治められたところでは「鍋島藩士が通った所にはペンペン草も生えない」という揶揄する言葉に変わったようだ。

ただ、西九州新幹線に乗ってみて、なぜ佐賀は頑なに(頑として)西九州新幹線を通ることを拒絶しているのか目の当たりにすると、佐賀県人はやはりケチであり「ペンペン草しか生えない」と言われても仕方がないなと思ってしまった。ちなみに西九州新幹線の武雄温泉駅と嬉野温泉駅、そして九州新幹線の新鳥栖駅は佐賀県にあります。



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