昨日(18日)、全国警察本部の総務・警務部長会議が開かれ、警察庁の漆間巌長官が治安再生に向けて警察力の強化などを指示したという。
当然といえば当然であろう。そのなかでももっとも必要なことはガンコントロールだ。先日の長崎市長殺害事件の犯人は暴力団員だった。そして、今回のたてこもり・警官殺傷事件の犯人も元暴力団員だった。元暴力団員なのに拳銃をもっていた。こうなると、日本の暴力団員が何万人いるか知らないが、すでに一人に一丁の割合で銃はあるだろう。このような現状にしたのは、明らかに各都道府県警の失策であり、それを監督する警察庁の失態である。つまり政府の失策なのである。
日本のヤミ社会には妙なトライアングル構造がある。自民党は右翼&暴力団に弱い。右翼&暴力団は警察に弱い。警察は自民党に弱い。これではどうどう巡りで、ガンコントロールなんかできない。秀吉の刀狩りではないが、政府および警察、そして民間が一体にになってガンコントロールをしなければ、今後も銃犯罪がなくなることはない。
今度の参議院選挙でどこの政党でも構わないから、「我が党はガンコントロールを行います。秀吉の刀狩りを行います」とマニフェストに入れてみてはどうだろうか。その政党は間違いなく票が伸びるだろう。
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