本日(1月6日)の朝日新聞東京版(ローカル紙面)に新宿タイガーのことが書かれていた。
新宿タイガーとはタイガーマスクのお面を被り、派手な衣装と派手に装飾された自転車で、新宿の町を新聞配達する人のことである。
私が初めて新宿タイガーを見かけたのはゴールデン街で飲み始めた頃だから、もう30年近く前になる。朝まで飲みつづけてタクシーで帰ろうかと思ったときに、白いアフロヘアにタイガーマスク、マントを靡かせた人が目の前を自転車に乗って疾走していった。それが最初の遭遇だった。その後は、打ち合わせしている喫茶店や飲み屋に夕刊を届けに来てくれる姿に何度も遭遇した。
ゴールデン街のマスターの話によると、新宿タイガーは映画が大好きで読書家でもあるという話だった。そんな彼は今でも新宿の町を30年以上愛用している自転車で新聞配達を行っている。本名を原田吉郎さんといい、60歳だそうである。朝日新聞新宿東ステーション勤務。
彼は「ラブ&ピース」を信条に明るいニュースと夢を届けるために、日々新聞配達をしているという。カッコいい生き方をしている人だと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿