木曜日, 2月 11, 2016

今さらだが、SMAP騒動で思ったこと

ジャニーズ事務所のタレントは総じて好きではないが、SMAPだけは例外だった。しかし、その例外も所詮ただのタレントだったにすぎず、がっかりさせられた。これがSAMP騒動の私の偽らず気持ちである。

さて、これから書く文は検証されたものでなくあくまで推測または憶測である。そのことをご理解の上読んでもらいたい。

昨年(2015年)8月に渋谷で高校生たち5,000人が安保法案反対のデモを行った。そのことについて、SMAPの中居正広はテレビで「若い子が声を上げるのは、ぼくはいいことだと思う」「この70年間、日本人って戦地で死んでいないんですよ。これってやっぱり、すごいことだと思う」などと話をした。ジャニーズのタレントがこのような政治的発言をすることはこれまでなかった。

このことはおそらく芸能界だけでなく政界にも伝わったと思う。そこで、政界側(=自民党)はジャニーズ事務所に対して、ある種の恫喝をしたのではないだろうか。それに対してSMAP担当のマネージャーは中居をかばったが、事務所側(喜多川一族)とは確執が生じてしまった、のでhないだろうか。

そこで、マネージャーおよび中居は自由のきかない事務所をやめようではないかと、話を始める。そして、中居がメンバーに同意を図ったが、木村拓哉だけが賛同を渋った。その裏にはおそらく大手B社とつながりがあるカミさん(工藤静香)の存在があったのではなかろうか。そして、どこからかこの話がスポーツ紙に流れて騒動となってしまった。

あとは多くの方がご存知の経緯である。結局、木村拓哉だけが良い子になり、あとは悪い子になった、という最悪の結果になってしまった。

というのが私の推測もしくは憶測である。

つまり今回の騒動はタレントは政治的発言は許されない、事務所および芸能界の意図に沿わない独立は許さない、という芸能界の「悪しき習慣」が顕著に現れたことなのである。要は芸能界には言論の自由もなければ、職業選択(自立)の自由もないということなのだ。

芸能界を裏でアンダーコントロールするのは反社会的勢力と自民党、そして広告代理店である。こうしたは構造は日本のある種の社会的縮図である。そして、それを支えているのは結局のところ自民党支持者である。日本は今や自由な国ではなく、お隣の国のような専制国家なのかもしれない。

0 件のコメント: