先日も書いたが、昨年(2018年)の夏は梅雨明けが6月29日と史上もっと早く、7月23日に熊谷で観測史上最高の41.1度を記録した。猛暑だった。そのために、アイスクリームやアスイキャンディーを食べる機会が多く、私も遅まきながら「ガリガリ君」デビューをしてしまった。
ところが、今年は梅雨明けが7月29日と昨年より1ヶ月も遅く、加えて東京での猛暑日(最高気温が35度以上)も8月に入ってからで、それも1日から18日までの間に10回を記録した。これは昨年の12回とさほど変わらないが、真夏日の数が今年は今日を含めて40日と少ない。昨年は68日もあったのだが、これから仮に真夏日が15日あったとしても55日にしかならず、昨年に比べて10日以上も少ないことになりそうである。
こうなると、心配になってくると夏場商品の売り上げである。「ガリガリ君」やビールの売り上げはどうなのだろうか。かき氷屋の売れ行きはどうなのだろうか。保冷剤や気化熱を利用した冷んやりグッズの売れ行きはどうなのだろうか。またプールや海の家はどうだったのだろうか・・・、と心配になってくる。
まだ夏は終わったという段階ではないが、今年の夏は昨年に比べてとにかく過ごしやすい。しかし、雨が多いこともあり、人々の外出の機会も減っている。観光地、行楽地の景気はどうだったのだろうか、また飲み屋街の景気もどうなのだろうか、とこれまた心配してしまう。
今夏、私はガリガリ君を買うことはなかった。アイスクリームもほとんど食べていない。海の家やプールが繁盛している様には思えない。観光地も行楽地も飲み屋街も景気がいい様には思えない。こんな景気後退を予感させるときなのに、消費税を上げるという。安倍政権は愚かというか、時節を見る目がまったくない。
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