月曜日, 3月 13, 2023

侍ジャパンのダグアウト(ベンチ)に注目しています

WBC(ワールドベースボールクラシック)。予想通りというか予想以上に強い日本代表(侍ジャパン)。テレビや新聞、ネットではいろいろな話題が出ていますが、私が注目しているのはダグアウト(ベンチ)での侍ジャパンの首脳陣の立ち位置。

日本が攻撃のときは栗山監督のだいたい右横には肩にマイクを掛けている城石コーチ(内野守備・走塁兼作戦担当)が、左横には村田バッテリーコーチもしくは吉村打撃コーチが立っている(共にジャイアンツ出身)。一方で、守備の時は左に白井ヘッドコーチ(攻撃時は3塁コーチ)、右に吉井ピッチングコーチが立っている。

このコーチ陣、栗山監督ともちろん縁のある人ばかり。特に白井ヘッドコーチと城石コーチは日本ハムの監督時代の名参謀と打撃コーチという間柄。吉井ピッチングコーチ(千葉ロッテ監督)も日本ハムで3年間コーチを務めていた。ブルペンの厚澤コーチも日本ハム時代の投手およびベンチコーチだった。あと1塁コーチも務める清水コーチ(外野守備・走塁)は栗山監督と直接の接点はないが、長く日本代表のコーチを務めていて国際大会に詳しい。

このように栗山監督はこうしたコーチ陣とうまくコミュニケーションしながら、試合を指揮している。

日刊スポーツより


月曜日, 3月 06, 2023

長崎・小倉旅行(明太子の巻)

長崎・小倉旅行の話もおそらくこれが最後。その最後を飾るのにふさわしいのはやはりお土産のことではないでしょうか。(笑)

長崎のお土産といったら、何が思い浮かぶでしょうか。やはりカステラでしょう。しかし、私の知り合いに甘党はまったくいないので長崎ではお土産を買い求めしませんでした。では、小倉ではとなると、今は「焼生ショコラ」が人気のようなのですが、これもほしそうな人がいないので、結局のところ小倉競馬で勝った資金で北九州空港で明太子を購入しました。

東京で明太子というと『ふくや』『やまや』『福さ屋』『かねふく』あたりが有名で手に入り易いのですね。そんななかで、私は九州へ行くといつも昆布漬けされた『かば田』を買ってきます。今は小田急線・経堂に直営店ができたので、小田急線沿線の方には馴染みがあるかもしれませんが、それ以外の地域では『かば田』はまだまだ知名度の低い明太子だと思います。


『かば田』の明太子は、昆布漬けされているのでほんのり甘い香りが漂いますが、味は深みがあるというかコクがあり、酒飲みにはたまらない一品です。もし手に入れるチャンスがあればぜひお買い求めください。

なお「博多辛子明太子の名店ランキングTOP15を地元民がガチまとめ【保存版】」というサイトのランキングでは『かば田』は3位になっています。15店は下記の通り。

1位 『島本』
2位 『福さ屋』
3位 『かば田』
4位 『ふくや』
5位 『やまや』
6位 『福太郎』
7位 『稚加榮』
8位 『まるきた水産』
9位 『あき乃家』
10位 『かねふく』
11位 『ひろしょう』
12位 『やますえ』
13位 『平塚明太子』
14位 『博多うち川』
15位 『鳴海屋』


金曜日, 3月 03, 2023

長崎・小倉旅行(西九州新幹線の巻)

今回の旅の目的の一つに長崎から小倉まで、西九州新幹線(長崎新幹線)、リレー号、九州新幹線に乗ることだった。まず長崎から「かもめ号」に乗ったが、これはさすがに新しいこともあり、揺れもほとんどなく非常に快適。あっという間に武雄温泉に着いてしまった。次のリレー号はもちろん在来線を走るためにガタンゴトンガタンゴトンで、吉野ヶ里遺跡など佐賀平野の景色を見ながら駅弁を食べた。続いて新鳥栖から小倉までは九州・山陽新幹線の「さくら号」に乗るが、こちらは普通の新幹線という感じで、100%近い乗車率で正直味気がなかった。

さて、そんな新幹線に乗って思ったのが「佐賀人が歩いた後はペンペン草も生えない」という言葉である。長崎を訪れていて驚いたのはこの「佐賀人が歩いた後はペンペン草も生えない」という言葉を3回も聞いたことです。

関東にも「甲州商人の通ったあとはペンペン草も生えない」なんて言葉があります。これは山梨県人のケチやセコさを表現している言葉といわれていて、実際に金銭トラブルが多いのは統計的には山梨県人だそうです。しかし、佐賀はそんなに金銭トラブルはさほどない。

それではなぜ「佐賀人が歩いた後はペンペン草も生えない」という言葉が長崎で多く聞かれたかとういうと、どうやら佐賀(鍋島藩)は江戸時代から倹約を奨励していた藩で、それが長崎や諫早など鍋島藩に知行を治められたところでは「鍋島藩士が通った所にはペンペン草も生えない」という揶揄する言葉に変わったようだ。

ただ、西九州新幹線に乗ってみて、なぜ佐賀は頑なに(頑として)西九州新幹線を通ることを拒絶しているのか目の当たりにすると、佐賀県人はやはりケチであり「ペンペン草しか生えない」と言われても仕方がないなと思ってしまった。ちなみに西九州新幹線の武雄温泉駅と嬉野温泉駅、そして九州新幹線の新鳥栖駅は佐賀県にあります。



木曜日, 3月 02, 2023

長崎・小倉旅行(おこぜ「小笠原」の巻)

長崎グルメといえばなんといっても長崎ちゃんぽんだが、そんなちゃんぽんにも目もくれず、私が楽しみにしていたのはおこぜ🐡。おこぜは水深200メートルぐらいに住む魚で、成魚は約25センチの大きさになる。見た目は決して良くはなく、またせびれには毒がある。

おこぜは深海に住む魚ゆえ、おこぜだけを狙う漁というのはなく、定置網、底延縄などで漁獲されたものが、漁港に水上げされ、市場に出るようになる。生息地域は全国どこにでもいるが、特に日本海側でよく獲れ、青森、新潟、石川、長崎が漁獲量が多いという。ただ、時期はマチマチで長崎は2〜3月が一番獲れるが、青森は5〜7月にかけてのようだ。

そんなおこぜの世界で唯一の専門料理店というのが長崎思案橋横丁にある「小笠原」。聞くところによると親子3代55年の歴史(創業1968年)があり、大女将が小倉出身ということで「小笠原」(江戸時代の小倉藩城主は代々小笠原家で、小笠原藩とも言われた)という店名がついているそうだ。また、店内には九州各藩の家紋が彩られている。

見た目はグロテスクなおこぜだが、白身は脂肪がほとんどなく、刺身、から揚げorてんぷら、吸い物、ちり鍋なども美味しい。今回は下記のフルコースをいただく。

・おこぜの胃袋のからすみ和え
・皮の湯引き
・から揚げ
・姿造り
・あら炊き
・おこぜの味噌汁とご飯

とにかくなにもかも旨い。身は少し弾力があり、歯応えというか口のなかの触感がたまらない。また、あら炊きの黒い部分にはコラーゲンがいっぱい付いていてお肌にいいに違いない。

ちゃんぽんもいいですがおこぜもいい。長崎を訪れた際はぜひ訪れてみてください。