土曜日, 3月 26, 2011

まずは学校に太陽光発電を

原子力発電に問題が起きた今日、次のエネルギーは自然エネルギーに頼らざるをえないだろう。太陽光発電、風力発電、地熱発電などいろいろな自然エネルギーがあるが、都会ではやはり太陽光発電がもっと適していることはいうまでもない。

しかしながら、この太陽発電にはいろいろ問題点がある。それゆえになかなか普及しないのである。まず第一にコスト高だ。いくら政府が援助金が出すといっても、民家ではその大きさ・工事形態によって異なるが数百万円はかかると言われている。

これではいくら余剰電力を48円/kWhで電力会社が買ってくれても、おそらくなかなか採算はあわないだろう。そもそも、太陽電池には寿命があり、それは20〜30年といわれている。また、電池にゴミなどがつくと充電能力は落ちるといわれる。こうなると民家の屋根などではメンテナンスをするのが難しい。

加えて、太陽光発電には蓄電機能がない。このためにもっとも電力を使う夜間は電力会社から電力を買わざるをえないのである。結局のところ、現在の電気代の半額ぐらいは電力会社も電気代を払わなければならない。この他にも太陽光発電は出力が直流のために、交流にするための変換器が必要になるなど、太陽光発電の問題点が多い。

しかし、緊急時の避難場所になる可能性もある学校の屋上などには設置可能なはずであるから、まずはこうしたところから普及させてみてはどうだろうか。

0 件のコメント: