今回の大震災で被災地の地域に住む人々がネット上で、関東地方で節電してもそのことによって東北地方の電力増につながらないといった不満を書いている。確かに東京電力内で節電しても、原発のある福島県をはじめ東北地方の電力にはならい。ただ、被災地は東北地方だけでなく茨城県や千葉県もかなりの被害を受けていて、一万人以上が避難していることを知ってもらいたい。
それではなぜ節電・節水しているかといえば、それは第一に首都圏が大停電を起こさないためである。しかしながら、それだけではない。エネルギーを抑制することによって、関東地方にあるエネルギー源である重油やガソリンを少しでも被災地に向けるとことができるのである。ただ、買い溜めをする輩にはこうした配慮は解らないかもしれないが。また、仮に首都圏で大停電が起きると、被災地復旧支援作業への大打撃になることは言わずもがなである。
より一層の節電・節水を心がけたい。
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