昨日(30日)、宮城県警は震災後の県内での窃盗事件は288件被害総額が1億円になると発表した。無人のコンビニやスーパーに侵入して、商品を盗み出す出店荒らしが前年比60件増の80件。燃料不足の影響とみられるガソリン窃盗などの非侵入窃盗が40件増の120件発生したという。また窃盗事件も14件起き、なかでも気仙沼信用金庫松岩支店の金庫から約4,000万円が盗まれた事件も起きている。
どんな国でも火事場泥棒や略奪行為というものはあるものだが、日本はまだこの程度で済んでいるのだから大したものだと思う。これが他の国だったら、おそらく100倍いや10,000倍の規模だろう。ただ、今後もっとも気をつけてもらいたいのがボランティアを装った火事場泥棒の出現だ。
警察や行政はこうしたことは百も承知であろうが、被災地の一般市民はそれをまだ衆知していないだろう。その意味でも、行政や報道機関はボランティアを装った火事場泥棒への注意呼びかけをぜひとも行ってほしい。
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