日曜日, 8月 03, 2008

ラーメン屋の色紙

暑い季節にはほとんど行かないが、私はラーメン屋に飾ってある色紙が嫌いである。それこそ、言葉は悪いが「ウザイ!」のである。

いわゆる芸能人の色紙はラーメン屋に限らず、そば屋やうどん屋でも目にする。しかし、私にはあの色紙がみんな目障りでならない。壁一面に貼ってあるような店などに入ったりすると、二度と行きたくならないばかりか、その場でラーメンがマズイという気分になってしまう。

いつ頃からラーメン屋の色紙が始まったのか知らないが、当初はテレビ局や劇場や稽古場近くなどに、芸能人がお世話になっている証しという感じで色紙を書いていた。ところが、こうした風習がテレビで紹介されると、あっという間に「ラーメン屋の色紙」は全国に広まってしまった。

今では芸能人とおぼしき人がくると、食後に店主が色紙とマジックをもってきて、書いてもらうようである。まあ、頼まれればなかなかイヤとは言えないので、芸能人は仕方なしに書かざるをえない。しかし、知人の芸能人などは「「仕事などで訪れてお礼としてサインをするのはいいけど、プライベートで食べに行ってサインしてくれと言われると、その店には二度と行きたくなるね」という。

ラーメン屋にとって、芸能人の色紙をいっぱい飾ってあることが宣伝になると思っているようであるが、私には脂まみれなって飾られている色紙は汚くしか見えない。あれでは書いてくれた人にも失礼である。

木曜日, 7月 31, 2008

高校野球を二部制にしたら

高校野球が明後日8月2日より始まります。昨年の日記にも書きましたが、私はほとんど高校野球を見ません。理由は下記の日記に書いてあります。

さて、今年は記念大会とか言って、どさくさにまぎれて55校も出場する。そして、そのほとんが生徒獲得のための宣伝行為という私立高校で、今年も相変わらず「全国私立高校売名野球大会」であり、朝日新聞と高野連は規制すると言ったにもかかわらず、これまた相変わらずの「大阪出身高校生野球大会」になっている。

そこで、提案である。高校野球を二部制にしてはどうだろうか。もう何でもありの「私立高校大会」と、地域密着型の「公立大会」にしてはいかがであろうか。もし、「公立大会」が開催されれば、本来の姿である地域密着の応援ができ、地域活性化にもつながるのではないだろうか。例えで申し訳ないが、外部出身者だらけの青森山田高校が出る「私立大会」よりは、文武両道の青森高校か往年の三沢高校が出場する「公立大会」の方が青森県は盛り上がるだろう。そのためにも、ぜひとも二部制にはしてはいかがだろうか。

そして、NHKはBS普及やデジタル放送普及のためにも、ここらで1日中高校野球を総合放送などの地上波でたれ流すのを止めて、BSだけにしてもらいたい。大相撲ですら地上波では幕内以降の取組しか放送していないのに、1日中「かっとばせ〜」しか聞こえてこない放送するのはおかしい。いずれにしろ、私には憂鬱な季節である。

高校野球は見ません
http://k21komatsu.blogspot.com/2007/08/blog-post_20.html

水曜日, 7月 30, 2008

プロ・オケ楽団員の平均年収

先日、ある人から朝日新聞にオーケストラの楽団員たちの給料が載っていたと聞かされたので、新聞を読み返してみると、7月25日付朝日新聞(朝刊)の「揺らぐ音楽の地位」という記事のなかに、日本音楽家ユニオン調べによるオーケストラ・メンバーの平均年収(2007年)が掲載されていた。

札幌交響楽団          575万円
仙台フィルハーモニー管弦楽団  559万円
NHK交響楽団         945万円
東京都交響楽団         684万円
日本フィルハーモニー交響楽団  405万円
名古屋フィルハーモニー交響楽団 633万円
京都市交響楽団         540万円
大阪フィルハーモニー交響楽団  578万円
広島交響楽団          485万円
九州交響楽団          522万円

日本のサラリーマンの平均年収は435万円(2006年調査)であるが、音楽をやっている人から言わせると、音楽家は楽器などの諸経費がかかり、もっと収入がほしいと言うだろう。

しかしである。音楽家というのは共働きが非常に多い。上のリストにはないが東京フィルなどは楽団員同士の夫婦が10組以上いる。知人のチェロ奏者やヴァイオリン奏者の奥さんは共にピアニストで先生をしている。また、音楽家はこれらの収入以外にもご祝儀やお礼といった不透明な収入があると思われるので、これぐらいが妥当ではないだろうか。

それにしても、N響と日本フィルが倍以上も違うというのには驚いた。私はN響会員であるが、同時に今年から日本フィル・サポーターズメンバーにもなった。陰ながら貧乏オケを応援していきたいと思う。

月曜日, 7月 28, 2008

『アメリカ彦蔵』(吉村昭)を読む

少しでも海外生活を経験した者にとっては、涙なくしては読めない本である。550ページにもおよぶ長編だが、3日かけて夢中になって読んだ。

幕末期、ジョン万次郎をはじめ数多くの漂流民がアメリカにたどり着いたが、彦蔵ほど流転の人生、まさに漂流した人生を送った者はいなかったのではないだろうか。

播磨国に生まれた彦蔵(幼名彦太郎)は1850年に13歳で「永力丸」の船乗りになるが、初めての航海で大しけに遭う。彦蔵をはじめ乗組員17人は2ケ月に渡る漂流生活の末、アメリカのオークランド号に助けられ、サンフランシスコに上陸する。

その後、乗組員全員は1ケ月ほどサンフランシスコに滞在するものの、ペリーの対日開国工作の外交カードとして香港へ行かされる。しかし、彦蔵はモリソン号事件で日本に帰れなかった力松の話を聞いて、無事に帰国することはできないと思い、アメリカへ戻ることにする。

その後、彦蔵は3人のアメリカ大統領に謁見するなど、波乱万丈の人生を送る。

この本の素晴らしいことは、単に彦蔵の歴史だけを書くだけことなく、数十人にもおよぶ漂流民のことがかかれていて、サブタイトルに『〜幕末の漂流民たち〜』とつけてもいいぐらいである。作者の吉村昭は「あとがき」でも書いているが、「今までこれほど手こずったことはない」というぐらい漂流者たち全員のその後を追い求め、そのノンフィックション性への追求には感服する次第である。

彦蔵は明治30年12月11日に隅田川近くにあった自宅で息をひきとる。享年61歳。新聞は「アメリカ彦蔵死す 日本で新聞の創設者」という見出しで報じたという。そして、翌年12月に青山の外国人墓地に墓碑が建てられた。碑文は英語で書かれ、その下に漢字で「浄世夫(ジョセフ)彦之墓」と刻まれている。

彦蔵はアメリカ人として、祖国の地で眠っている。

土曜日, 7月 26, 2008

夏はやっぱり冷酒の季節です

東京も梅雨明けして1週間になりました。今年の気象庁の梅雨明け宣言は、昨年のようなまやかしの梅雨明け宣言と違い(下記日記を参照)、見事に的中している。というのも、18日以前と19日以降では明らかに体感湿度は異なり、加えて陽ざしの強さが全く違います。18日は湿度はジトジト。ただ肌が陽ざしに照らされていても、別に苦痛ではありませんでした。ところが、19日からは湿度はあるものの意外にさわやか。しかしながら、陽ざしは強烈で少しでも陽に照らされていると、腕が痛くなってきました。夏です。完全に梅雨明けです。

ということで、梅雨明けと共に先日京都から届いた佐々木酒造の「夏の冷酒セット」を飲ませていただいております。1本300mlの日本酒セットです。美味しいです。京の香りがします。ほろ酔いかげんになります。京の風が聞こえます。美味しいです。

まやかしのような梅雨明け宣言
http://k21komatsu.blogspot.com/2007/08/blog-post_02.html

隠れた銘酒の蔵元は佐々木蔵之介の実家
http://k21komatsu.blogspot.com/2007/06/blog-post_29.html

木曜日, 7月 24, 2008

映画『クライマーズ・ハイ』を観る

昨晩、渋谷東映で映画『クライマーズ・ハイ』を観た。面白い。非常に面白い。

『クライマーズ・ハイ』は作者の横山秀夫が、上毛新聞勤務時代に経験した日航ジャンボ機墜落事故をもとに、その新聞社(映画では北関東新聞となっている)を舞台にした、記者魂を描いた作品である。また、タイトルになっている『クライマーズ・ハイ』とは、登山家が山登りのときに覚える異様な興奮状態のことであり、映画はその登山家心理と新聞記者魂を交錯させながら描いていく。

映画は2時間25分にも及ぶ大作だが、演出の展開はスピーディで観る者を飽きさせない。また、出演者たちの熱気と狂気に満ちた演技も素晴らしい。主役の堤真一はこの作品が代表作になるであろうし、いくつかの映画祭で主演男優賞も取れるかもしれない。加えて、彼と対立する部長を演じた遠藤憲一、デスクを演じた田口トモロヲなども助演男優賞ものである。映画の後半に堤が遠藤にスクープ記事を打診するとき、現場組(田口、堀部圭亮)の2人が上司(蛍雪次朗、中村育二)を懐柔しているシーンなどはやや漫画チックではあるものの、映画ならではの醍醐味があり見ごたえがあった。

しかし、この映画は後味が悪い。なぜなのだろう。それは、日航ジャンボ機墜落事故の死者に対する畏敬の念がないとかそういうことではない。それは墜落原因が「圧力隔壁の破損」ということに対する疑念が弱いと感じたからであろうか。それとも、新聞記者の心理と登山家の心理の交錯を私がうまく理解できなかったからであろうか。

もう一度、じっくり観るつもりでいる。

映画『クライマーズ・ハイ』公式サイト
http://climbershigh.gyao.jp/

火曜日, 7月 22, 2008

「とりあえず」はビールの枕詞???

とりあえずビール。「とりあえず」という言葉は、飲み屋でのビールの枕詞になっている。だから、「とりあえずビール」という銘柄のビールを出せば、間違いなく売れると思うのだが・・・。(笑)

さて、この「とりあえず」という言葉の意味をご存知であろうか。「とりあえず」を漢字にすると「取敢ず」もしくは「取り敢ず」と書く。元々は「不取敢」と書いた。

今日、「とりあえず」は「とりあえず、〜をする」という使われ方をしていて、「まずは、〜をする」という感じで、「とりあえず」にはさほど強い意志や意図がない副詞となっている。つまり、「とりあえずビール(を飲む)」という言葉には「最初はビールで、その後に別のものを飲むよ」という意味が含まれているわけである。

しかし、「とりあえず」を辞書を調べてみると、意味は少し異なってくる。かの広辞苑大先生によると、「とるべきものもとらずに。他の事をさしおいて。さしあたって。早速に。すぐに。猶予なく」となっている。

ということで、本来は「取るものも取らず」という意味で、「いざ鎌倉に」と同じように「とりあえず鎌倉に」と使われてもおかしくないのである。つまり、何か急変が起きたときに「とりあえず」駆けつける、といった具合に使うのが本来の使い方であった。

しかし、言葉は生き物である。時代時代によって意味は変わっていく。今の時代には「とりあえず鎌倉に」はありえないので、「とりあえず」がビールの枕詞であってもおかしくはない。ということで、夜は「とりあえずビール」から始まる。(笑)

日曜日, 7月 20, 2008

行ってみたい日本のお祭り

お祭りの季節である。下記の「日本の人気祭りランキング 2008」によると、行ってみたいお祭りのベスト3は、1位は青森のねぶた、2位は富山八尾のおわら風の盆、3位は京都の祇園祭となっている。

私は日本各地を旅していて、上記の青森、富山、京都は好きな都道府県であり、何度も行っているが、残念ながらこれらのお祭りを見たことがない。というのも、お祭りの時期は宿をとるのも大変であり、また一人旅しても味気ないので行く気になれない。ということで、私は日本各地のお祭りには当分縁がないようである。

それでも、やはり上記の3つのお祭りはいつの日にか行ってみたいものである。この他では、札幌の雪まつり、秋田県羽後町の西馬音内盆踊り、京都の鞍馬火祭りなども機会があれば行ってみたいものであるが、いつになったら行けるであろうか。ちなみに、私の地元の碑文谷八幡の秋の例大祭は今年は9月13日と14日だそうである。

「日本の人気祭りランキング 2008」を発表
http://4travel.jp/aboutus/pressroom/news/20080219_news.html

金曜日, 7月 18, 2008

映画『奇跡のシンフォニー』を観る

一昨日、日比谷スカラ座で映画『奇跡のシンフォニー』を観た。原題は「August Rush(八月の興奮)」というのだが、かなり興奮して観てしまった。

孤児院で過ごしていた11才の男の子が、両親から受け継いだ遺伝子により、音楽に目覚めて、ジュリアード音楽学院まで進み、最後はセントラルパークでNYフィルを指揮して、自作の曲を演奏するという、かなり奇想天外・荒唐無稽的なストーリーである。

しかし、俄然面白い。観ていて全然飽きなかった。腕時計など一度も見なかった。NYが舞台ということで、ロック、ジャズ、クラシック、ゴスペルといった音楽、そして、NYの町が奏でる雑音ともいうべき音楽が猥雑に、そして見事に重なりあっていて、NY特有の雑踏を表現している。その効果を引き立てるドルビー・サウンドも素晴らしい。

個人的にはNYのワシントン広場周辺を中心に撮影していたのも嬉しかった。というのも、80年代から90年代にかけて毎年のようにNYへ行っていたとき、私はこのワシントン広場に面して立つワシントン・スクエア・ホテルをよく利用していたので、「ああ、この場所はあそこだな」なんて悦に入りながら観ることができた。

残念なことに、この映画はほとんどの劇場で本日18日限りで放映が終わってしまう。見逃した人も多いと思うので、レイトショーとかで続映してもらいたい。

奇跡のシンフォニー
http://www.kiseki-symphony.com/

木曜日, 7月 17, 2008

読売新聞押し売り販売の一例

一昨日、読売新聞販売店「YC東調布」従業員2人が集団強姦と住居侵入の疑いで逮捕された。以前より新聞販売員や拡張販売員はガラが悪いとか、押し売りがしつこいとか言われているが、強姦となるともう言語道断である。新聞社自体のモラルが問われてもおかしくない。朝日新聞の記事によると「現場に残された指紋などから両容疑者が浮上した」ということは、この2人には前科があったということであろうか。新聞は「インテリが作って、ヤクザが売る」と言われたりするが、まさにその象徴的な事件である。

そもそも、読売新聞(ゴミ売り新聞とも言う)の勧誘は目にあまるものがある。私もつい2〜3週間前に友人から次のようなメールをもらった。


「申しわけありませんが、購読料を私どもが負担しますので、6ヶ月間貴殿が嫌いな読売新聞を取っていただけないでしょうか。

理由はあるエリアの販売店が私どものお客様で、夏のキャンペーンで購読者を探している、と懇願されているのです。

もしご了解いただけるならば、近日中に貴殿宅近くの読売新聞販売店がお宅を訪れ、6ヶ月の購読契約をすることになります。6ケ月以降は購読しない旨の断りを言っていただいて構いません」


私はもちろんこの依頼をすぐに断った。理由は簡単である。私はナベツネ(渡辺恒雄)が大嫌いだからだ。ナベツネは日本の諸悪の根源の一人であり、絶対に彼に利益を与えるようなことはできない。いくら友人の依頼といえども、私に到底受け入れられるものではない。

それにしても、このような販売依頼をする会社なのだから、読売新聞そのものの知的レベルが知れている。とても読むに値する新聞とは思えない。今回の販売員の事件で、読売新聞東京本社は「当社と取引関係にある販売店の従業員が行った行為は、到底許されるものではありません。極めて遺憾であり、再発防止のための従業員教育を徹底させるよう、雇用主に強く求めます」と言っているが、読売新聞はナベツネ専制体制を変えなけらば、今後も似たような事件が起きる可能性があると思う。

http://www.asahi.com/national/update/0715/TKY200807150189.html