木曜日, 11月 08, 2007

武蔵小杉がトンデモナイ


武蔵小杉駅前の開発が凄い。武蔵小杉とは東急東横線と南武線が交差するところで、川崎市にとっては重要な交通の要所である。しかし、駅周辺には工場が立ち並び、これまではいたって静かなローカル駅だった。

ところが、現在はかつての東京銀行(現三菱UFJ銀行)丸子グラウンドおよび東京機械製作所工場跡地に、40階以上の高層マンション建設がいくつも進んでいて、まるで西新宿のオフィス街か、豊洲の高層マンション街のような近未来都市に変わろうとしている。

これは2009年末に、横須賀線(湘南新宿ライン含む。いわゆる品鶴線)の西大井駅と新川崎駅間に武蔵小杉新駅ができることで、川崎市が広範囲にわたって再開発を行っているのである。

新駅がオープンして横須賀線および湘南新宿ラインが止まるようになると、武蔵小杉からは横須賀線で東京と横須賀へ、湘南新宿ラインで新宿と湘南へ、南武線で立川と川崎へ、東横線で渋谷と横浜みなとみらいへ、目黒線で南北線および三田線へと行くことができるようになり、通勤通学の立地条件としては最高の場所になる。そのために、東横線の武蔵小杉駅と横須賀線の武蔵小杉駅に挟まれた再開発地域にはいくつもの高層マンションが建つ予定になっている。

いくら時代の流れとはいえ、こんなに高層マンションができたら、ますます人口の一極集中は加速されていく。こうした高層マンション群の建設をみるたびに、地方の活性化が遅れていくのである。

〜 武蔵小杉南口 再開発予想図〜
http://www.alles.or.jp/~salut/gallery20040208.html

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