水曜日, 12月 30, 2009

2009年株を上げた人、下げた人(後編)

昨日に続いて後編。今回は株を上げた人。

1位 松井秀喜(メジャーリーガー)
2位 イチロー(メジャーリーガー)
3位 加藤清史郎(子役)
4位 石川遼〔プロゴルファー)
5位 野村克也(元野球監督)
6位 香川照之(俳優)
7位 前原誠司(国土交通大臣)
8位 辻井伸行(ピアニスト)
9位 ウサイン・ボルト(陸上選手)
10位 白鵬(力士)

第1位をどちらにするか迷った。イチローはWBCで最後の最後に適時打を打ち、優勝に貢献した。しかし、それまでは絶不調でそれがマイナスだ。松井秀喜はケガで欠場したり前半戦はスランプに陥ったりもしたが、リーグ優勝にも少なからず貢献した。そして、あのワールド・シリーズでの活躍はまさにMVP。イチローがマリナーズでいくら安打を重ねても優勝できなければ、野球選手としてはマスターベーションにすぎない。松井はエンジェルスへ移籍したが、今度はその怨念をしっかりヤンキース戦にぶつけてもらいたい。

第3位は今や出過ぎの子役くん。大河ドラマ『天地人』は面白くなかったが、彼のおかげでなんとか1年もった。それにしても、トヨタに続いて数多くのCMに出演とは劇団ひまわりも商売上手だ。第4位はゴルフの史上最年少記録を塗り替え、そして賞金王までになった石川遼。18歳の彼を止められる大人のゴルファーはいないのだろうか。第5位はあまり好きではないが野村克也。野球監督なら4冠に輝いた原辰徳だろうという人も多いと思うが、あの戦力で優勝しない方がおかしいので、原辰徳より最後まで球団と抵抗しつつリーグを盛り上げた野村克也の方が株をあげたと思う。

第6位の香川照之は狂気を感ずる役者に成長しているような気がする。映画・ドラマと重要な役柄を見事に演じている。第7位は大臣としてはh非常にフットワークのいい前原誠司。八ッ場ダムといい、羽田空港ハブ化といい、これまでの自民党政権では見えなかった部分を鮮明に浮かびあがらさせてくれている。第8位は日本人で初めてヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールに優勝した辻井伸行。ただ、懸念されるのは3年間にもおよぶ契約ツアーでつぶされないようにしてもらいたい。

第9位は驚異の世界最速を記録したウサイン・ボルト。100メートルの世界記録は現在の人間の身体能力では9秒1まで可能と言われているが、彼が記録した9秒58はこの先5年ぐらいは破れないのではないだろうか。第10位は白鵬。相撲はあまり好きではないが、彼の相手に相撲取らせながら、それでも結局は勝ってしまうという相撲は大横綱の風格がある。年間86勝という記録を破るとしたら、それは彼しかいないだろう。

火曜日, 12月 29, 2009

2009年株を上げた人、下げた人(前編)

2009年も今日を含めてあと3日になったが、恒例の今年(2009年)株をあげた人、下げた人を独断と偏見で記したい。まずは株を下げた人から。

1位 酒井法子(タレント)
2位 タイガー・ウッズ(プロゴルファー)
3位 草なぎ剛(タレント)
4位 鳩山由紀夫(総理大臣)
5位 石田純一(俳優)
6位 市川海老蔵(俳優)
7位 石原慎太郎(東京都知事)
8位 朝青龍(力士)
9位 小泉チルドレン
10位 気象庁予報課の人々

第1位は酒井法子。のりピーとして一世を風靡したアイドルの成れの果てだった。どのような旦那だかよく知らないが、髪さんを守ることもできないロクでもない男と、彼女もよく結婚生活を送っていたものである。あくまでも推測であるが、彼女のヤクチュウはおそらく5年近いだろう。執行猶予の3年間に悪い虫がつかないといいが・・・。

第2位はタイガー・ウッズ。正直、羨ましい。お金もある。女性にもてる。だが、待てよ。それなのになんであんな奥さんと結婚したの、と思ってしまう。慰謝料をいくら払うか解らないが、ウッズよ、今後はずっと独身でいるのが一番だぞ、と助言しておこう。(笑)ただ、アメリカのマスコミの袋だたきの裏にはちょっと人種差別の臭いがする。

第3位は草なぎ剛。公然わいせつ罪で逮捕というのはいくらなんでも可笑しいが、東京都めいわく防止条例違反であることは確か。この人、酒の飲み方を知らない。そういうヤツを野放しにしていたジャニーズ事務所の方がもっと罪深い。

第4位の鳩山由紀夫は優柔不断というか、みんなに良い顔を見せようとしすぎている。これでは悪役を買って出ている小沢一郎の方が人気がでてしまうぞ。第5位と第6位までは俳優。石田純一はあれだけ浮名を流したわりには、最後はショボそうな女と結婚するとは・・・。いくら若くて歳の差があるとはいえ全然羨ましくない。市川海老蔵もいろいろとお盛んだったが、結局は舌足らずのお嬢様と結婚。いかにもという感じで、これも全然面白くないし羨ましいとも思わない。第7位は東京オリンピック誘致に見事に失敗した石原都知事。総括もせずに次ぎも立候補すると、相変わらず懲りない輩である。誰がこんな男を都知事にした。

第8位は朝青龍。これまた離婚したり、相撲では相変わらずの傍若無人。こんな力士を育てた高砂親方(元朝潮)も情けない男である。第9位は小泉チルドレン。2005年の総選挙で当選したときは80人以上いたが、2009年で再選した人はたったの10人。70人以上がタダの人になった。

第10位は長期予報がハズレまくっている気象庁予報課。梅雨明けはめちゃくちゃだったし、7月の長雨と冷え込みなんか全く予報しなかった。また、12月に入っても長期予報では暖冬で降雪量は少ないと言っていたのに、もう東北・北陸ではドカ雪。困っているスキー場はまるでなし。事業仕分けされちゃうぞ。(笑)

月曜日, 12月 28, 2009

失礼ですが、60歳以上ですか?

先日映画館へ行ったときにチケット売り場で「失礼ですが、60歳以上ですか?」と聞かれた。「えっ」と思ったが「残念ながらまだ数年あります」と正直に答えた。

私は白髪だが童顔である。皴もほとんどない。そのためにこれまで「シニアですか」とか「60歳以上ですか」と聞かれたことはなかった。そう考えると、これはちょっとショックであるが、もっとショックだったことは、いつから映画館のシニア割引が60歳以上になったのだろうか。以前は65歳以上だったと思うのだが、私の思い違いだろうか・・・。

映画館にはいろいろな割引がある。毎月1日は一律1000円、曜日によるレディースディ割引や高校生割引(学生割引)、ハンディキャップ割引など。しかし、60歳以上がいつも1000円で映画を観られるとなると、観客動員にも大きな影響を与えるのではないだろうか。

このところ、洋画よりも邦画の方が観客動員が多いという理由はこうしたことから来ているのかもしれない。なにしろ、邦画は字幕を読まなくていいので、60歳以上には目にやさしいから楽に観ることができる。

そして、この観客動員を考えると製作する映画の内容にも影響を与えるに違いない。先日行った庄内映画村ではないが、最近の邦画はどうも60歳以上をターゲットにした時代劇や昭和モノが多いような気がする。

いくら観客動員を増やすためとはいえ、60歳以上が1000円で60歳以下が1800円というのはあまりにも差がありすぎるような気がする。ただ、多くの賢い(?)映画ファンは映画館の窓口でチケットを買うのでなく、あらかじめ金券ショップなどで特別前売券もしくは特別鑑賞券を買ってから映画館に行っている。こう考えると、映画料金のシステムというのはかなりいいかげんなものだなぁ、と思わざるをえない。

私も60歳になったら堂々と「60歳です」と言って、1000円割引を活用させてもらいたい。そのときはなるべくレディースディ割引の日に行くことにしよう。(笑)

木曜日, 12月 24, 2009

元気なおじさんはいつまでも元気!?

ジム仲間のおじさんたちとの忘年会での1コマ。

ひとりのおじさんが携帯を取り出して、自慢げに写真をみんなに見せる。

客A「僕の奥さん」
客B「お若いですねぇ」
客C「40歳ぐらいにしか見えませんね」
客A「ピンボーン、今年でちょうど40歳」
女将「私より若い!」

誰も女将さんの歳は聞いていない。

客B「娘さんは23歳って、言っていませんでしたっけ」
客A「ああ、23歳だよ。とんでもない飲兵衛で困っているよ」
客C「前の奥さんの子供とか」
客A「うん、前の奥さんとのだね」
客D「というと、今の奥さんと同じ歳の差ぐらいなのでは」
客A「ピンポーン、奥さんとは23歳差だね」

一同、ちょっと唖然・・・。

客C「羨ましいですねぇ。私の家内は同い年ですよ」
客B「お子さんは彼女ひとりだけですか」
客A「いや、5人いるよ。彼女が一番下だね」

一同、少し首をかしげる。

客A「彼女は前の奥さんとの子。その前の奥さんとの間に4人いるよ」
客B「ということは、今の奥さんは3番目ですか」
客D「凄いですね。まだ子供が欲しいとか」
客A「うん、一生懸命頑張っているよ」
客D「本当は4人目の奥さんが欲しいとかじゃないのぉ・・・」
客A「それも悪くないなぁ」

女将さんの口は完全にあんぐりしていた。

月曜日, 12月 21, 2009

幕末の京都に死す 〜会津藩、薩摩藩、長州藩のお墓〜

来年の大河ドラマは坂本龍馬である。そのおかげで書店には坂本龍馬に関連する本が氾濫している。また、坂本龍馬のお墓がある京都霊山護国神社を訪れる人も増えているという。しかしながら、幕末の京都で亡くなったの坂本龍馬や有名志士だけではない。藩のために、国のために、家族のために命を落した人が他にもいっぱいいるのである。その数は二千数百人とも三千人とも言われている。本当の人数はもはや解かるすべもない。

会津藩のお墓は金戒光明寺内に「会津藩殉難者墓地」というのがある。ここには文久2年(1862年)〜慶応3年(1867年)に亡くなられた237名と、鳥羽伏見の戦いの戦死者115名を祀る慰霊碑があり、それとは別に禁門の変(蛤御門の戦い)の戦死者22名が祀られている。

写真を撮るのを忘れてしまい申し訳ないが、墓地保存会が建てた石碑の廻りには、会津若松の鶴ケ城の写真パネルや絵が数多く飾られ、その他にも会津のお酒などが置かれていて、墓参に訪れた会津の人々の優しさに胸がつまる思いだった。

薩摩藩のお墓(写真上)は相国寺にある。ただ場所は塀内ではなく東門から50メートルほど東へ行った北側にある。ここには禁門の変(1864年)と鳥羽伏見戦争(1868年)に戦死した薩摩藩士72名が埋葬されていて、石碑には「甲子・戊辰役薩藩戦死者墓」と刻まれている。ただ、ここはなぜか柵で囲まれていて、入口にしっかりした錠前がかけられていて中に入ることができない。

長州藩のお墓(写真右)も相国寺内の西にあたる延寿院墓地にある。長州藩は禁門の変で数百人の藩士を失ったが、そのうちの約20人だけがここに合祀されている。ただし、氏名が判明している者は2人しかいない。そして、何故か不思議なことにこの墓の隣には藤原定家、足利義政、伊藤若沖の墓が並んでいる。

京都には有名志士の墓はいくつもあるが、こうした無名の人々の墓碑もある。

金曜日, 12月 18, 2009

草食系男子の行く末は・・・

世の中、草食系男子流行である。今や肉食系男子がどことなく肩身が狭い思いをしている。私のような雑食系男子はもはや犯罪者扱いである。(笑) というのは冗談だが、世の中、草食系男子は多いような気がする。

この草食系男子という定義は難しい。一般的には下記の2点の性格をもつ男子のこと指しているようだ。

1 恋愛やセックスに興味はあるものの積極的でない
2 対人関係に協調性があり優しいが口論や喧嘩はできない

結局のところ責任回避をしているというか、責任能力のない男子なのではないだろうか。自分のケツを自分で拭くことができない、ウォッシュレット頼みのような男なのかもしれない。

一般的に草食系男子はその大方がインドア派もしくは引き籠り派と言われている。積極的にスポーツをしようとしない。スポーツは見ることはできても、するのは好きではないという人が多い。つまり、実際の格闘技は不得手だが、ゲームの格闘技は得意なのである。

そして、こうした草食系男子の行く末は婚活であったり、結婚詐欺の被害に遭うということではないだろうか。

草食系男子よ、ウォッシュレットを使うな! w

月曜日, 12月 14, 2009

事業仕分けの対象とすべきは議員という名の人たち

国民のほとんどが事業仕分けすべきは国会議員と思っている昨今だが、地方議員も同様に事業仕分けすべきである。

私が住む目黒区は人口約27万人、区議会議員は36人。お隣りの世田谷区は人口約86万人で区議会議員は52人。つまり区議会議員1人の人口比率は目黒区が人口7,500人に対して、世田谷区は16,500余人。目黒区は世田谷区に比べて倍以上も比率が高いのである。前回の選挙では、目黒区では1,100票も取れば当選したが、世田谷区では3,000票獲得しても落選した人がいるのである。

こう考えると、いくら議員の仕事がいろいろあるといっても、目黒区議会は議員定数を半分にしろとは言わないまでも、10人は削れるのではないだろうか。同じようなことは、都議会議員にも言えるのではないだろうか。127人も必要だろうか。絶対に否である。3分の1はいらないと思う。

アメリカの市議会は定員数が非常に少ない。もっとも多いといわれるニューヨークでも47人しかいない。そして、大都市でもワシントンやサンフランシスコなど多くの都市が市議会議員は十数人しかいない。ここまでスリム化しろとは言わないまでも、日本全国にいる地方議員の3分の1もしくは半分は事業仕分けすべきである。

税金のムダ遣いは役人だけではない。議員そのものもムダ遣いなのである。

金曜日, 12月 11, 2009

ケチなのかシブチンなのか、はたまた・・・

先日、高校(東京都立大学附属高校)の同窓会報が送られてきた。そのなかに記念碑建立のための募金のことが書かれていた。それによると、高校が閉校になる平成23年(2011年)3月5日に記念碑の除幕を行うとのことである。

記念碑は彫刻家・野上公平氏の手によるもので、碑文作成、新潟県六日町からの移送、設置費用などで総額500万円かかるそうだ。このために募金をお願いしたところ、まだ291万円余しか集まっておらず、再度募金のお願いをするとのことであった。

それにしても、うちの高校の同窓生たちはなんとケチなのかシブチンなのか、と思ってしまった。(笑)。私は23期なので、上は78歳になる1期生から下は18歳まで、1万人以上の卒業生がいるはずなのに、500万円が集まらないのである。これが日比谷や慶応だったら、桁の違う金額がすぐに集まるに違いない。w

ということで、昔いろいろ世話にもなったし、影響も受けた学校なので、ここは競馬で勝ったお金を些少ながらも送金した。おそらく私と似たりよったりの考えの人が多いことだろうから、最終的に500万円は越えると思うが、そうなると余ったお金はどうなるのだろうか。何に使うにしても有効に利用していただきたい。

木曜日, 12月 10, 2009

季節性インフルエンザ・ワクチンが不足している!?

一昨日のことである。近くのホームドクターに「新型でない旧型の季節性インフルエンザ・ワクチンの注射をしたいのですが」と電話をかけたら、「予約はもう締め切っていて、キャンセル待ちの状態です。おそらく年内の入荷はないと思いますので、他の医療機関をあたっていただけませんか」とつれない返事をもらった。

そこですぐに以前入院した病院に電話すると、「今日ならありますので、午後3時までに来てください。明日になるともうないかもしれません。次の入荷はいつになるか解りませんので、とにかく今日来ていただければ、注射はできます」と半ば脅された形ですぐに病院へ行き、注射を打ってもらった。

季節性インフルエンザの接種希望者は新型インフルエンザ流行の影響で、例年より平均で2〜3割希望者が多くなっているという。加えて、新型インフルエンザ・ワクチン生産のために季節型の生産量は減ってしまったという。そのために、ワクチンが不足しているらしい。

ところがである。その夜にジムへ行く道端で知り合いの医者にあったら、「診療所のような小さいところにはないけど、大病院にはまだあるみたいですよ。予防注射は保険外医療なので、値段の設定が自由だから、大病院は大量に仕入れるんですよ」と言われた。昨年のホームドクターのところは確か3,000円だったのが、今回は5,000円も取られた。

なんかいっぱい食わされたような気がする。

水曜日, 12月 09, 2009

12月8日はジョン・レノンの命日

ジョン・レノンが亡くなった速報をFENで聞いた。日本時間の1980年12月9日午後3時ぐらいだった。

当時私はある出版社の編集部にいたのだが、私が「ジョン・レノンが死んだみたいぞ」と言うと、誰もが「どうしてだ」「本当か」と言い始め、それから10分後には日本のラジオやテレビでも速報が流れ、編集部にはなぜか重い空気が漂い始めた。そして、誰となく「今日は仕事する気なくなったな」と呟き、1人去り、2人去り、普段ならば深夜遅くまで何人もいる編集部が夕方にはお通夜のようになってしまった。

一昨晩、偶然にも飲み屋で軽井沢に住む女優さんと話をした。といってもこのジョン・レノンの話はそれ以前から今日あたりに書くつもりでいたのだが、実は私は高校時代にジョン・レノンをすぐそばで見たことがある。それは1970年(71年?)夏に軽井沢で、友人の別荘に1週間ほど滞在したときである。

友人たちと旧軽井沢にある「フランスベーカリー」にパンを買いに行ったとき、あの丸いメガネをかけたジョン・レノンが自転車に乗ってフランスパンを買いに来ていたのだ(下記のHPに写真が載っている)。友人が「あ、ジョン・レノンだ」と言ったら、彼はニコッと笑ったのを今でもよく憶えている。当時、彼はオノ・ヨーコらと共に万平ホテルに滞在していた。

女優さんの話では、今では前述の「フランスベーカリー」、何度も訪れたというCafe Terrace「離山房」、そして万平ホテルなど、ジョン・レノンの軌跡を訪ねる観光客が多いそうである。

軽井沢フランスベーカリー
http://www.french-bakery.jp/

月曜日, 12月 07, 2009

オジサンたちの三重苦問答

金曜日が定休日になって、行き場を失ってしまったジムの常連客たちと、風呂場での大喜利のような会話。

客A「金曜日が休みになって、行くところがなくて困っているよ」
客B「溝ノ口とか宮前の温泉に行っているんじゃないですか」
客A「行っているけど、風呂だけだと面白くないんだよねぇ」
客C「じゃあ、どこか違うスポーツクラブにも入るとか」
客A「そんな金はないよ」
客D「金がない、女にもてない、ですか」w
客A「俺の場合は、金がない、女にもてない、家庭に恵まれない、だよ」

こうなると、女の井戸端会議ならぬ男の風呂場会議も止まらない。

客E「そうなると、私の場合は、金がない、女にもてない、髪の毛がない、ですよ」(笑)
客C「私は、金がない、女にもてない、社長に恵まれない、ですかね」(笑)
客A「Dさんはいいよね、競馬に勝つわ、女に恵まれるわ」
客D「競馬に勝っても、女に恵まれてませんよ、何分独身ですから」
客C「それが恵まれているんですよ」
客B「競馬でウハウハ。髪の毛フサフサ。これで女に恵まれないわけないでしょう・・・」
客D「髪の毛フサフサでも、お腹はプカプカですから」w
客A「俺なんか、家庭に恵まれない、結石に恵まれる、だよ」
客C「そっちへいきますか。早く結石を取りましょう」w
客E「結局、金がないのも、女にもてないのも、結石に恵まれるのも、みんな景気が悪いからですかね」(笑)

その言葉には誰もが「そりゃ、違うだろう」という顔をした。

金曜日, 12月 04, 2009

ちょっと贅沢な味噌汁が好き

味噌汁というと、大根、豆腐、ワカメなど簡単な食材を利用して作られるのが一般的だが、私はどちらかというと、豚汁、けんちん汁、芋煮のような具だくさんの味噌汁が好みだ。芋煮は味噌汁ではないという方もいるかもしれないが、先日行った庄内地方の芋煮は醤油味でなく味噌味だった。

最近自分で料理して気に入っているのが、具だくさんではないがちょっとした贅沢な味わいを与えてくれる白子の味噌汁。

作り方は手間(時間)はかかるが簡単だ。まずは煮干しを1〜2尾細かく刻んだものを鍋に入れる。つぎに水をいれて沸騰させる。沸騰し終わったら、火を弱火にして、好みの味噌をお湯に溶かす。しっかり溶かし終わったら、いったん火を消して蓋をして1時間ぐらいおいておく。

そして、いざ味噌汁が食べたくなったときに、再度鍋を中火ぐらいで沸騰させ、その中に刻みネギ、舞茸(きのこ系のものならなんでもOK)などを入れて、最後に白子(よく洗ってひと口大ぐらいに切っておく)を入れる。そして、白子に火が通ったことを確認したら(2〜3分)、火を止めて終了である。

ふっくらした白子とダシのきいた汁が身体を暖めて、ほんのりとした贅沢感を味わえます。是非ともお試しあれ〜〜。

水曜日, 12月 02, 2009

江戸時代へタイムスリップ(後編)

永代橋は元禄11年(1698年)に架けられたが、それから4年後に赤穂浪士後に渡った橋として有名になり、現在では橋の近くに赤穂義士休息地の碑が立っている。この碑から佐賀町の町中をジグザグに通り抜けて、藤沢周平の小説に何度となく登場する仙台堀川(写真上)と、大島川が一緒になる清川橋から清澄公園に入る。

園内のいちょうの木(写真中)は綺麗に紅葉していて、家族連れやカップルが芝生に寝ころんだりして、午後のひとときを楽しんでいた。次ぎに隣接する清澄庭園に向かったのだが、入口には入園券を求める長蛇の列。とても入れるような状況にはない。祝日でいい天気なので、紅葉を楽しみにきた人がいっぱいだったのである。

ということで、清澄庭園を諦めて、清澄通りをクロスして資料館通りへ。深川江戸資料館は現在大規模改装中で来年7月まで休館中。両国の江戸東京博物館には何度も行っているが、ここはまだ行ったことがないので、リニューアル後には是非とも訪れてみたいと思う。

ここからは今度は北に向かい、小名木川(おなぎがわ)にかかる西深川橋をわたり、高橋のらくろロードという商店街に入る。再度清澄通りをクロスして、深川神明宮へ。深川神明宮は深川発祥の地と言われ、氏神さまが祀られている。ここからは八名川公園横の七間堀跡を通り森下の交差点近くで、近くに住んでいる知人と合流。ここまでで約2時間のお散歩。

ふ〜うっ。w

さすがに足に疲労がきたのと喉を潤したかったので、近くの喫茶店に入り約40分ほど昔話に花を咲かせる。ここからは2人で五間堀公園を横目に、清澄通りから以前いろいろとお世話になったベニサンスタジオを確認しようと思ったが、残念ながら建物はすでに解体されていた。

その後は上が高速道路が走る竪川にかかる千歳橋を渡り回向院へ。回向院は旧両国国技館(後の日大講堂)があった場所であり、ここが現在の大相撲の発祥地といっても過言ではない。江戸時代、相撲は各地で行われていたが、明和5年(1768年)から回向院で公共事業の資金を集めるための勧進相撲が行われるようなり、天保4年(1833年)から春秋2回興行の定場所となった。これが現在の大相撲の起源である。

回向院をあとにした我々は現在の国技館前を通り、安田庭園に向かう。しかしながら、庭園は4時半に閉園のために入れず。そこで仕方なく、目の前にある東京水辺ライン両国発着場から隅田川沿いの遊歩道(隅田川テラス)へ。ここには葛飾北斎が描いた隅田川の浮世絵を大きくしたものが何枚(写真下)も飾られていて、往時を忍ぶことができる。

両国橋を西に渡るときはすでに夕暮れどき。北斎の絵を見たことも手伝ってか、橋を渡るときに自然と江戸から東京へ戻ってくる感覚に陥った。本所深川はまだまだ江戸の世界である。

【今回の散歩コース】
木場駅⇒木場親水公園⇒富岡八幡宮⇒深川不動堂⇒永代橋⇒清澄公園⇒清澄庭園⇒深川江戸資料館⇒深川神明宮⇒森下駅⇒回向院⇒安田庭園⇒両国橋⇒東日本橋(両国広小路)

次は隅田川の西岸、築地⇒銀座⇒京橋⇒日本橋⇒人形町⇒柳橋⇒蔵前⇒浅草(逆コースかも)を散歩したいと思う。